インパクトの大きな
海外ビジネスを
推進していく
難しさと醍醐味
海外不動産ストラクチャードデット部
文学部
INTERVIEW
CAREER PATH
キャリアパスONEDAY SCHEDULE
ある1日のスケジュールCHAPTER 01
海外の不動産ビジネスを動かす。
現在の担当職務について教えてください。
所属部署では、北米を中心にオフィスビルやホテルなどの不動産約70件にファイナンスを実行しています。私自身は部内のポートフォリオマネジメントグループの一員として、融資実行済案件の運用状況や収支状況をモニタリングしています。実務では海外エージェントと頻繁にやりとりしますが、情報提供の期限や精度などの面でこちらの要求通りにいかないことが多く、文化や商習慣の違いを痛感しています。半面、どの案件もあおぞら銀行の経営に大きなインパクトを及ぼす規模なので、やりがいも大きいですよ。
異動時は、社内制度を活用したそうですね。
入行以来、リテール営業、人事、法人営業を経験しましたが、自分のなかでは学生時代の留学経験を活かして国際的な業務に携わってみたいという想いがありました。そこで「短期トレーニー制度」を活用して、2週間、現部署で実務に従事したのです。期待通り興味や意欲を刺激されたのでそのまま異動を希望していたところ、運良く実現しました。初めての与信業務かつ国際業務で勉強に追われる日々ですが、専門性を高められている実感があります。
CHAPTER 02
自身で考え道を切り拓く。
成長につながったと思う経験は何ですか?
コロナ禍で地域金融機関を対象にした法人営業に従事することになりました。顧客への訪問も叶わない逆風下で新規顧客の開拓に臨む中、自分なりに心がけていたのが、当時不安定だったマーケット動向はもちろん、web上の承認システムやテレワークなど、この時期に必要性や関心が高まった方策に関するタイムリーな情報提供です。競合他社も多く「ドライに商品条件の良し悪しだけで判断されてしまうかも」という不安もありましたが、結果的にはお取引につなげることができました。BtoBの世界でも、担当者や企業同士の信頼関係構築が大きく影響するのだと知り、現在の業務でも自分なりに考えた真摯な対応を大切にしています。
今後の目標は何でしょうか?
部署内には、高い専門性を持つ先輩行員や上司が在籍しています。少しでも近づきたいと思うので、当面は現在の担当職務を通じて知見を深めることに注力したいですね。また、今は「グローバル」「不動産」の双方から、魅力や奥深さを感じています。いずれはどちらかに軸足を置いてスペシャリティを高めたいので、経験を積み上げる中で、より自身に合う分野を見極めようと思っているところです。そのうえで、他部署の行員からも頼られるような存在になりたいと考えています。