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同期で語る、
あおぞら銀行の
成長とキャリア

担当職務に従事するなかで気づきを得て
新たな挑戦の場で成長を続ける。
入行した行員は、その後、どのようにキャリアを形成していくのだろうか。
ここでは、2018年に入行した同期の2名が登場。
入行から現在までたどってきた道筋を振り返るとともに、今後それぞれがめざす姿について語り合ってもらった。
実際にたどる道は十人十色だが、二人の対談から、あおぞら銀行でのキャリア形成や働き方のヒントを探っていただきたい。
※所属部署は取材当時のものです。

CAREER PATH

事業ファイナンス部
2018年入行
法学部卒業
事業ファイナンス部
2018年4月
入行。研修後、営業第三部(現営業第二部)に配属。国内事業法人の営業担当として、上場大企業向けの営業活動に従事。
2020年2月
同部署内で、要管理債権や大口取引先の担当引継ぎ。
2022年4月
組織編成に伴い、営業第二部に部署名変更。
2022年7月
事業ファイナンス部に異動。既往ローンのモニタリング業務を主体に、新規案件などにも従事。
リテール営業統括部
ファイナンシャル・アドバイザー・オフィス
2018年入行
経済学部卒業
リテール営業統括部
2018年4月
入行。研修後、名古屋支店コンサルティング営業第一課に配属。個人向けの資産運用コンサルティング業務に従事。
2022年4月
ジョブポスティング制度でリテール営業統括部フィナンシャル・アドバイザー・オフィスに異動。事業承継に関するコンサルティング業務に従事。

気さくにやりとりする行員同士の関係性や
若いうちから挑戦できる環境に魅力を感じた

-あおぞら銀行を就職先に選んだ決め手は何だったでしょう?

事業ファイナンス部
私は、さまざまな企業のインターンシップに参加してみるなかで、「自身のカラーで勝負できる」という点で金融業界を志望しました。そのなかでお客さまに最も近いと思えた銀行に魅力を感じ、先輩行員の「若いうちから大きな仕事に携わることができる」「早期に幅広い職務を経験できる」という話に惹かれて、特にあおぞら銀行に注目しました。転居をともなうような転勤が少なく、生活設計を立てやすいという点でも魅力を感じており、内定の連絡をもらった際には迷わずに入行を決めました。
リテール営業統括部
私は「世の中で必要とされ続ける事業」を軸に、金融やインフラをターゲットに就職活動していました。また、ある企業の面接で「あなたには、人と深く関わる職務が向いているのでは」とご意見をいただいたこともあり、以降は人の悩みを解決するコンサルティング業務の有無にも目を向けるようになりました。最後は、あおぞら銀行ともう1社で悩んだのですが、両社のオフィスを見学させてもらうと、あおぞら銀行は、年配の行員と若手の行員が気さくにやりとりしていたのです。「このような職場なら伸び伸び働けるはず」と確信して、入行を決意しました。
事業ファイナンス部
ちなみに、本当に早期から大きな仕事に携わることができ、当時の着眼点や選択は間違っていなかったと確信できました。
リテール営業統括部
私も同じです。配属先の先輩には、落ち込んでいるときにすぐ駆け付けてくださったり、プライベートのことですが、髪質に悩んでいたらおすすめのヘアブラシを買ってきてくださったり、お世話になりっぱなしでした。私の同期は食欲がない時期にお弁当を作ってきてもらってましたよ(笑)。本当に期待していた以上に居心地よい職場だと実感しましましたね。

厳しい現実に直面し、失敗から学ぶプロセスから
やりがいやキャリアビジョンが見えてくる

最初の配属先での職務内容やその難しさについて教えてください。

事業ファイナンス部
法人営業グループの営業第三部(現営業第二部)に配属され、国内の上場企業を顧客対象にする営業活動に従事しました。具体的には、ご提案を提示したうえで融資につなげるという職務なのですが、対峙する相手は私よりずっと経験豊富で、情報量が多く、高度な分析力を備えていらっしゃいます。かつ、他行ともコンタクトをとっているので、あおぞら銀行と取引を行うメリットを感じていただく必要があります。当初は検討していただくことすら叶わないケースが続き、苦労しましたね。
リテール営業統括部
私は、名古屋支店コンサルティング営業第一課に配属されました。担当したのは、個人のお客さまに資産運用のご提案を行う職務です。自ら資産を運用したいと問い合わせてくださるお客さまはほぼゼロで、過去のお取引記録をチェックしてこちらからご提案するケースが大半です。提案内容の説得力が厳しく問われる点に苦労しました。

学生時代に抱いていたイメージとのギャップはありましたか?

リテール営業統括部
配属先や職務内容は希望どおりでした。ただ“コンサルティング”というからには、お客さまのほうからお悩みやご相談が寄せられるものだと思い込んでいたので、こちらからのご提案がメインという点は意外でした。これは、ギャップというより学生時代に想像がおよんでいなかった厳しさに直面したという話だと思いますが(笑)。
事業ファイナンス部
私も、もともと法人営業を希望していましたし、新人のうちから大手上場企業を担当させてもらえたという点も含めて、ギャップは感じませんでした。ただ、「以前○○で頑張ってくれたから」などという理由で案件を獲得するケースも少なくないことには驚きましたね。想像以上にお客さまと信頼関係を構築することの大切さを学びました。

以降の教訓となったエピソードがあれば、ご紹介ください。

事業ファイナンス部
2年目のころ、お客さまから大きな案件を提示していただき、提案を求められたことがあります。クイックレスポンスが重要だと思った私は、過去の類似事例記録を探し出し、ほとんど当時の提案書のままで提出したのです。ところが、お客さまからは「内容がありきたりで、ウチの実情やニーズに配慮されていない」とお叱りを受け、結局話は立ち消えになってしまいました。以降は、お客さまにとってのポイントは何なのか、それにどうお応えするべきかをよく考えてから提案書に落とし込むようになりました。
リテール営業統括部
1年目のころ、単純に過去のお取引記録を見てアポイントをとり、上司とお客さまのご自宅に訪問したことがあります。対面してみると、会社を経営されているお客さまだと判明しました。お客さまがずっと上司と会話しているなか、用意していたご提案が的外れだったと感じた私は、その場で控えるだけになってしまったのです。以降、訪問前にはできるだけお客さまのバックボーンを調べ、受け入れていただける可能性が高い提案を考えるようになりました。そして、上司の接し方からは、自分が勧めたい商品を提案するのではなく、雑談を通じてお客さまに関心を持っていただけそうな商品をお勧めするべきなのだとも学びました。

苦労や失敗を通じて、どのようなやりがいを見出せましたか?

リテール営業統括部
先に触れたエピソード以降、お客さまとの接し方やご提案内容を自分なりに意識するようになりましたが、少しずつ提案を採用いただけるケースが増えていきました。「話を聞けてよかった」などと感謝のお声をかけていただけると、何よりも励みになります。特に、お客さまと雑談を重ねるなかで、お客さま自身が気づいていらっしゃらないニーズを見つけ出し、提案が採用されたときの喜びは格別でしたね。
事業ファイナンス部
私も、失敗エピソード以降、少しずつお客さまから声をかけていただける機会が増えていきました。特に、「○○な場合はどうすればいいですかね?」などとご相談を持ち掛けていただけたときは、一人前の営業担当として認められた気がして、張り合いを感じました。また、お客さまとの信頼関係を深めるなかで案件を獲得し、クロージングにこぎつけたときの達成感も大きいですよ。

お二人とも2022年に異動されましたが、今の担当職務は?

事業ファイナンス部
事業ファイナンス部は、投資ファンドがM&Aを行う際の資金供与を行っています。私は、既存案件のモニタリングを中心に、新規案件に従事する先輩行員のサポートなどにも関与しています。引き続き法人部門に携わりつつ、専門性を高められるような部署に行きたいと思い、異動を希望しました。難易度の高い仕事ではありますが、部署内には経験・知識豊富な先輩が多く、誰もが丁寧に指導してくださいます。教わったことをきちんと吸収し、業務のレベル・クオリティを高めていけば、いずれは一人前になれると信じて奮闘中です。
リテール営業統括部
前の部署で、資産運用に乗り気でないお客さまに対応した際、事業承継を話題にしたらすごく興味を持っていただけたことがあります。これがきっかけで自ら手を挙げてファイナンシャル・アドバイザー・オフィスに異動し、事業承継のコンサルティング業務にあたっています。支店の営業担当が、事業承継を希望なさるお客さまに対応する際にサポートする役割です。高度な専門性を要する領域なので分からないことが多くありますが、部署内の先輩方は、税理士やFPの資格保有だけでなく長年事業承継のコンサルティングを専門に取り扱われているスペシャリストがそろっているので吸収していきたいですね。

誰もがオープンで自由に意見を発信できる行風
同期は、折につけて助け合い励まし合う戦友

これまでの勤務経験を通じ、あおぞら銀行の行風についてどう思いますか?

リテール営業統括部
冒頭で触れたとおり、就職前にオフィスを見学させてもらって感じましたが、入行後は身をもってオープンな行風だと実感しています。例えば、他部署も含めたミーティングなどでも、気兼ねなく意見を発信できますし、未熟な若手の意見でも、誰もが真剣に耳を傾けてくださいますから。
事業ファイナンス部
むしろ、意見を求められるよね。携わってきた部署では、ファイナンス供与について上司はもちろん、部長や役員とも相談する場面がありますが、必ずと言っていいほど「君はどう思う?」と聞かれますから。学生時代の友人にこの話をすると「部長や役員と対等に話すなんて考えられない」と驚かれます。肩書を問わず多様な意見を集約して結論を出すのは、あおぞら銀行ならではの強みだと思いますね。
リテール営業統括部
自由に意見できるぶん、どんなときも自分の意見を発信する責任もあると思いますね。他の行員の意見に反対の場合はもちろん、賛成の場合でも、どういう理由で賛成なのかを述べるようにしています。

お二人にとって、同期の存在とは?

事業ファイナンス部
私たちの代は約50名ですが、競争相手やライバルというよりは、学校のクラスメイトのような気の置けない仲間ですね。あおぞら銀行は、新入行員研修の期間や配属後の部門別研修が長いので、自然と仲良くなれます。研修後はさまざまな部署・支店に散らばっていくので、他部署の協力を仰ぐ場面などで、お互いに助け合っています。
リテール営業統括部
1年目のころ、なかなか成果を上げられずに苦戦していたなかで、お互いに励まし合っていました。初めて成約できた同期がうれし泣きしながら電話をくれたことがありますが、こちらまで感極まったことがあります(笑)。今の職務は営業担当のサポートですが、支店の同期に現場のニーズや実情を教えてもらうこともありますし、まさに戦友という感じでしょうか。

現在の事業領域で専門性を高めていくことが目標
当面は、所属部署における独り立ちを目指す

最後に、目標とするところを教えてください。

リテール営業統括部
現在の職務では、営業担当とともにお客さまを訪問し、事業承継についてご説明する機会があります。「不安を解消できた」「いい話を聞けた」などというお喜びの声に接し、大いに手ごたえを感じているので、現部署の業務に長く携わりたいと思っています。当面は、とにかく専門知識を身に付けることが目標ですね。今はまだ自分が用意していた内容以外の質問には即答できず、確認してから回答していますが、先輩方はどんな質問にも丁寧に返していらっしゃいます。早く同じ高みに追いつきたいですね。
事業ファイナンス部
私も、ずっと法人部門の職務に従事したいと思っています。現在は先輩のサポート役が多いので、早く独り立ちすることが当面の目標です。とにかく自分から手を挙げて積極的に新規案件を担当することで経験を積み上げ、専門性を高めていこうと思っているところです。

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