多数の関係者の合意を
形成し
企業買収や
M&Aを支える
事業ファイナンス部
社会学部
INTERVIEW
CAREER PATH
キャリアパスONEDAY SCHEDULE
ある1日のスケジュールCHAPTER 01
企業買収に必要な資金を提供。
異動前後担当職務で、大きく変わった点は何でしょう?
現在担当しているLBOファイナンスとは、企業の買収やM&Aにともなう資金の融資のことです。異動前に担当していた一企業の運転資金や設備投資資金などに比べて融資規模がはるかに大きいので、検討時の確認事項はより細かくシビアになります。また、ひとつの案件を3~4名のチームで担当しますし、同一案件の社外関係者が多数にのぼる点も大きな違いですね。事業法人営業だったころは自身の考えやアクションで結果を出していけるところに醍醐味を見出していましたが、今は「いかに力を合わせて良い方向に動かしていけるか」という部分に手ごたえを感じています。
職務に従事するうえで特に意識しているのは?
内容に応じて誰にアドバイスを求めるべきかという判断を含めた「コミュニケーション」と、やりたいと思ったことがあれば積極的に意思表示する「チャレンジ精神」は、入行時から大切にしています。加えて、現部署に異動してきてからは「スピード」を意識するようになりました。まだまだ分からないことや判断に迷うことが多く、どうしても諸作業に時間がかかってしまうので、「いつまでに終わらせるべきか」から逆算して早め早めに着手するよう心がけています。
CHAPTER 02
挑戦を通じて自身を成長させる。
キャリアのなかで転機になった経験はありますか?
実行中のLBOローンの契約内容修正に主担当として臨んだときです。共同で融資している他の金融機関から様々なリクエストや交渉を持ち掛けられましたが、その場では一方的に聞くだけに留まり、その後自身では判断できないことを理由に、上司にアドバイスを仰いでいました。あるとき、上司から「先方の目的を確認していないから、こちらがどう判断し、どう回答するのかが分からないのでは?」と問われて、何も答えられない自分に気づきました。以降は、的外れになることを恐れずに相手の意図やニーズを確認するようになりました。判断を人任せにするのではなく、分からないなりに自分で掘り下げることの大切さを再認識できたという意味で、貴重な機会でした。
思い描いている今後のビジョンは?
先にも触れたとおり、知識も判断力も不足していると自覚しているので、現部署で一人前に職務をこなせるようになることが目下の目標です。自ら進んで経験の機会をつかむことで、幅を広げていこうと考えています。なお、学生時代の私は、幅広い業界・企業と接点を持てる点に魅力を感じて金融業界に着目し、早期から成長の機会に恵まれるという点に惹かれてあおぞら銀行を選びました。入行してみて、当時の着眼点は正しかったと実感しています。今後も積極的に挑戦を重ねて、周囲から必要とされる存在を目指したいですね。