目指すは新たな収益の柱
海外の投融資事業に注力する
マーチャント・バンキング部
経済学部
INTERVIEW
CAREER PATH
キャリアパスONEDAY SCHEDULE
ある1日のスケジュールCHAPTER 01
win-winの関係構築を通じて収益を確保。
現在担当なさっている職務内容について教えてください。
非上場企業を主対象にした投融資を担当しています。国内ファンドや政府系金融機関との共同投資や、LBOローンやストラクチャードファイナンスを扱うこともあるなど、どの案件もオンリーワンに近く、いわゆる定型業務があまりない部署です。そのぶん、覚えなくてはならないことは広範囲にわたりますし、実務でやりとりする相手も、ファンドや弁護士、他の金融機関、行内の経営陣など、様々です。半面、苦労が大きいからこそ案件をクロージングできた際の達成感も大きい点が魅力だと思っています。
希望しての異動だったそうですが、その理由はなんですか?
入行して約7年間は事業法人営業として経験を重ねました。顧客企業の経済活動を支える業務に就きたくて入行したので十二分に意義を実感していましたが、低金利が続く中、当行の収益確保に貢献できる別事業にも携わってみたいという想いが強まりました。そこで投資という“攻め”の部門を希望したのです。先述のとおり、ひとつの案件をまとめ上げるために理解を得なくてはならない相手が多いので苦労がついてまわりますが、半面、交渉相手とwin-winになる形で利益の最大化を目指すプロセスには、定型の商品販売では得られない醍醐味があります。
CHAPTER 02
海外で得た気づきを国内に還元。
海外勤務もご経験なさったそうですね。
行内の「海外派遣トレーニープログラム」という制度で、香港の現地法人に2年間出向しました。出向中はインド人の上司のもとで融資案件の分析業務に従事しましたが、彼女から受けたアドバイスが「『なぜなのか?』という疑問を抱き続けて深堀りし続けること」です。おかげで、あらゆる疑問を潰しながら自分なりの仮説を立ててアクションするという姿勢を身に付けることができました。その後、国内に戻って海外の投資案件を担当した際も、当初は反対していた上司を説得するうえで、香港での経験が大いに役立ちました。
今後は、どのような目標を設定していますか?
現在は希望していた職務に就けているので、3~5年は腰を据えて経験を積み上げたいですね。そのうえで、国内外の投融資を、あおぞら銀行の新たな収益の柱に成長させられればと思っています。また、香港での出向中には国際的な金融ビジネスのダイナミックさを実感しましたし、欧米では普及しているのに日本では実現していない金融ビジネスが少なくないことも知りました。グローバルな視点を持ちつつ、あおぞら銀行の成長に資するようなユニークな取り組みの導入にも挑戦してみたいです。