ENTRY

目指すは新たな収益の柱
海外の投融資事業に注力する

PROFILE
2012年入行
マーチャント・バンキング部
経済学部
AOZORA BANK
INTERVIEW

CAREER PATH

キャリアパス
2012
入行。関西支店 関西営業第二部に配属となり、事業法人営業として鉄道会社や航空会社、空港運営会社などをはじめ大手企業約30社を担当
2016
首都圏営業第一部(現:営業第七部)に異動。同じ事業法人営業ながら、今度は中堅中小企業を担当し、対応幅を広げる
2019
行内の「海外派遣トレーニープログラム」を活用し、香港の「Aozora Asia Pacific Finance Ltd.」に出向。東京より大きな国際金融ハブのダイナミズムを実感する
2021
プライベートエクイエティ投資部(現:マーチャント・バンキング部)に異動し、非上場株式への投融資やファンド関連業務に従事。2022年まではアジアソリューション部(現:アジア部)にも在籍し、「Asia Growth Investment Inc.」に出向し、東南アジアへの共同投資業務を経験した

ONEDAY SCHEDULE

ある1日のスケジュール

8:50 出社

メールをチェック

9:00 新規案件ミーティング

新規でファンドから打診を受けた投資案件についてメンバーと意見交換し、初期的な案件検討を実施

10:00 投資中案件ミーティング

投資中案件で投資先から打診された条件変更について、担当メンバーと協議。今後の交渉での確認事項を共有する

12:00 昼食

13:00 定例ミーティング

所属している戦略投資グループ内で、週に一回の定例ミーティング。各担当案件の進捗状況や営業部からの要望などを共有・確認

14:00 打ち合わせ

行内の関連部署のメンバーと、投資中案件の今後の資金繰りなどについて協議

16:00 顧客訪問

営業部店の担当者の顧客訪問に同行し、部店と共同提案を実施

17:30 事務作業

当日の活動内容を営業日報に入力。午前中に協議した顧客への投資案件の提案書を作成

19:00 退社

CHAPTER 01

win-winの関係構築を通じて収益を確保。

現在担当なさっている職務内容について教えてください。

非上場企業を主対象にした投融資を担当しています。国内ファンドや政府系金融機関との共同投資や、LBOローンやストラクチャードファイナンスを扱うこともあるなど、どの案件もオンリーワンに近く、いわゆる定型業務があまりない部署です。そのぶん、覚えなくてはならないことは広範囲にわたりますし、実務でやりとりする相手も、ファンドや弁護士、他の金融機関、行内の経営陣など、様々です。半面、苦労が大きいからこそ案件をクロージングできた際の達成感も大きい点が魅力だと思っています。

希望しての異動だったそうですが、その理由はなんですか?

入行して約7年間は事業法人営業として経験を重ねました。顧客企業の経済活動を支える業務に就きたくて入行したので十二分に意義を実感していましたが、低金利が続く中、当行の収益確保に貢献できる別事業にも携わってみたいという想いが強まりました。そこで投資という“攻め”の部門を希望したのです。先述のとおり、ひとつの案件をまとめ上げるために理解を得なくてはならない相手が多いので苦労がついてまわりますが、半面、交渉相手とwin-winになる形で利益の最大化を目指すプロセスには、定型の商品販売では得られない醍醐味があります。

CHAPTER 02

海外で得た気づきを国内に還元。

海外勤務もご経験なさったそうですね。

行内の「海外派遣トレーニープログラム」という制度で、香港の現地法人に2年間出向しました。出向中はインド人の上司のもとで融資案件の分析業務に従事しましたが、彼女から受けたアドバイスが「『なぜなのか?』という疑問を抱き続けて深堀りし続けること」です。おかげで、あらゆる疑問を潰しながら自分なりの仮説を立ててアクションするという姿勢を身に付けることができました。その後、国内に戻って海外の投資案件を担当した際も、当初は反対していた上司を説得するうえで、香港での経験が大いに役立ちました。

今後は、どのような目標を設定していますか?

現在は希望していた職務に就けているので、3~5年は腰を据えて経験を積み上げたいですね。そのうえで、国内外の投融資を、あおぞら銀行の新たな収益の柱に成長させられればと思っています。また、香港での出向中には国際的な金融ビジネスのダイナミックさを実感しましたし、欧米では普及しているのに日本では実現していない金融ビジネスが少なくないことも知りました。グローバルな視点を持ちつつ、あおぞら銀行の成長に資するようなユニークな取り組みの導入にも挑戦してみたいです。

この行員が活躍する部門についてはこちら!