基礎知識

実践編:
年齢が変わっても、投資の仕方はずっと一緒?

自分に合った投資の仕方が見つかったら、あとはそれをそのまま続けていけばいいんでしょうか?

いえ、資産運用の方法は年齢やリスクの許容度に応じて変えていくことをおすすめします。

資産運用にはリスクの大小がありますよね。このリスクをどれだけ許容できるかは、一般的に年齢とともに変化していきます。

そうなんですね。どうしたらいいでしょうか。

そうした年齢とともに変化するリスク許容度に合わせて、資産の配分を適切にしていくことが、資産運用を行う上ではとても大切になります。このことを「リアロケーション」と言うのですが、まずは考え方だけでも覚えておいてください。

一般的に年齢を重ねるとともに、そのリスク許容度は下がっていきます。

これはあくまで一例ですが、ある人が株式と債券に投資をしていた場合、債券と比べてリスクの大きい株式への投資比率を徐々に減らしていくことで、自身の年齢とそのリスク許容度に応じた資産運用ができるというわけです。

リアロケーションによる資産配分の変化例
リアロケーションによる資産配分の変化例に関する画像

なるほど。こうやってコントロールしていけるなら、長く続けていけそうな気がしますね。 リアロケーション、覚えておきます。

資産配分については、市場の変化によって変わってしまいます。そのため定期的に見直す必要があります。こうしたことも、運用をするうちにだんだんとわかってくると思います。こういう場合はどうすればいいんだろう?ということがあれば、いつでもご相談くださいね。

まとめ

資産運用では年齢に応じた資産配分の調整が非常に重要。自身のリスク許容度に合わせて資産の投資先を都度見直すことで、長期に渡って無理のない資産運用が可能になる。