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生口島のカルチャースポットSOIL SETODA 1泊(銭湯チケットつき)

瀬戸内海のしまなみ海道に連なる島々の一つ、生口島(いくちじま)を知っていますか?
広島と愛媛の県境にある一周約30㎞の小さな島で、特産物はレモン。サイクリングしやすい平坦な道が多く、海岸線沿いには野外アートが点在しています。小さな港や商店街をのんびりお散歩するのも楽しい、生口島への旅をご案内します。
渡船に乗っていざ出発、海岸線には野外アートも
生口島へのアクセスは車、バス、自転車、フェリーなど複数あり、筆者は尾道駅から車で出発。車ならしまなみ海道から向かうのが定番ですが、広島在住のカメラマンが教えてくれたのが"渡船(とせん)"です。尾道から対岸の向島へ渡るわずか5分の小さな航路ですが、島に向かうワクワクした気分を盛り上げてくれます。学生や郵便配達のバイクなども利用していて、ローカルな雰囲気が味わえるのも魅力です。
造船工場のドックが並ぶ向島を抜け、村上水軍の本拠地で有名な因島を通り、車で20分ほど走ると生口橋にさしかかります。これを渡るといよいよ生口島の東端に上陸です。
生口島の海岸線沿いには「島ごと美術館」と称した野外彫刻が16点展示されています。
元小学校の校舎横の小さなビーチに展示されていたのは『ベルべデールせとだ』(川上喜三郎作品)。海の景色にオブジェが溶け込み、海水浴の人がひょっこり座って休息できそうな、やさしい雰囲気が感じられました。
瀬戸田が全国に誇る特産物・レモンが実る谷へ
楕円型の生口島の南側の海岸線を西へ走り、この島一番の特産物が実る垂水地区の「レモン谷」へやってきました。
実は広島県はレモンの生産量が日本一。なかでも生口島の瀬戸田町で育てられるレモンは「皮まで食べられる」安全性を目指した、最上級品質です。
気候が温暖で平地の少ない瀬戸内の島々では古くから柑橘類が栽培されており、瀬戸田では明治時代からレモンが栽培されてきたのだそうです。
レモンは5月中旬に白い花を咲かせ、夏に緑の実をつけて、10月から翌年4月頃までに収穫されます。
ポカポカとよく日が当たる斜面にいくつもの木が植わっていて、グリーンレモンがびっしりと実っていました。
よくスーパーの店頭などで見かけるようなイエローレモンに色づくのは、12月下旬からなのだそうです。
息を切らせて結構な傾斜の坂を上りきると、愛媛県の大三島(おおみしま)につながる多々羅大橋と瀬戸内海の美しい景色が見えました。島影とレモンの木、ここならではの絶景です。
周囲にはミカンの木もあって、オレンジ色の実をつけていました。
レモン谷のすぐ上には多々羅大橋の出入り口に続く自転車歩行者道が通っていて、サイクリストが風を切って走り抜けていきました。
レモン谷からほど近い瀬戸田PA(上り)も多々羅大橋と瀬戸内海を眺望する絶景スポットで、高速道路からだけでなく一般道からも入ることができます。フードコートと売店があり、食事をするならテラス席がおすすめです。
ここでぜひ食べたいのが名物の「瀬戸田レモンラーメン」(630円)。輪切りのレモン5枚、じゃこ天、キャベツなどがトッピングされていて、「ぶちうまいけえ、試してみんさい」と書かれた食べ方の説明と小皿がついています。箸でレモンを絞り、味を確かめながら適度なところでレモンを皿に引き上げてから食べます。ほんのり甘い、あっさり塩味のスープにレモンの爽やかな酸味が香り、ぺろりと平らげてしまいました。
売店でお土産をチェック。やはり多いのは特産のレモンを使ったお菓子や調味料などです。
「レモンケーキ島ごころ」(1個250円)は、マドレーヌのようなしっとりとしたレモン型の生地にレモンジャムが練り込まれた瀬戸田土産の定番。
面白いと思って手に取った「怪獣サイダー」(350円)は、尾道の老舗ラムネ店・後藤鉱泉所と瀬戸田産レモン果汁のコラボ商品で、2021年夏に新発売した商品なのだそう。
生口島めぐりにはサイクルステーションを活用
瀬戸田PAから西の海岸線沿いを進み、瀬戸田サンセットビーチに着きました。
遠浅の湾になっていて波穏やか。どこまでも広がる青い空に透き通った海水、向かいに見える島々が美しいです。
平日の昼間だからなのか、木陰でくつろいでいる人がぽつりぽつりといるだけ。静かでゆったりとした時間が流れています。東京に住む人間としては大騒ぎしたいレベルの絶景なのですが、地元にとってはこれがあたりまえ。なんと贅沢なことでしょうか。
ここにも「島ごと美術館」の『空へ』(眞板雅文作品)が展示されています。青い空に黄色いオブジェが映えていました。
瀬戸田サンセットビーチにはしまなみ海道レンタサイクルのサイクルステーションがあります。クロスバイク、一般的な自転車、電動アシスト自転車などを貸し出ししていて、尾道から今治までの各所にあるサイクルステーションで乗り捨てができるそう(電動アシスト自転車などはのぞく)。
しまなみ海道の島々をはしごしてもいいですし、今回のように一つの島をじっくりとめぐるのにも便利です。特に生口島は海沿いの道のアップダウンが比較的少ないので自転車でめぐるのに最適。気軽にサイクリングを楽しめそうです。
瀬戸田サンセットビーチからさらに北へ5分ほど車で走ると、瀬戸田港に面したしおまち商店街のエリアに入ります。
江戸時代の生口島は製塩業が盛んで、瀬戸田港は積み出し港として栄え、今もその名残をとどめています。
このエリアには、生口島で生まれた日本画の巨匠の作品が楽しめる「平山郁夫美術館」、絢爛な堂塔が並ぶ「耕三寺博物館」、白い大理石の彫刻が青空に映える「未来心(みらいしん)の丘」などの観光スポットが集まっています。(上の写真は平山郁夫美術館)
平山郁夫美術館の向かいには大きなレモンと柑橘のオブジェが目印の瀬戸田町観光案内所があり、ここにもサイクルステーションがあります。
しおまち商店街に誕生した新スポットでくつろぎの時間を
しおまち商店街の新たなスポットとして2021年3月にオープンして話題なのが、「yubune(ゆぶね)」です。向かいにある旅館Azumi Setodaの大浴場であり、宿泊者以外も銭湯として日帰り利用ができます。
浴場は大きな天窓があって明るく、天井が高くて開放感があります。中庭にはサウナがあり、出入り口横に備えられていたのがレモン水だったのが瀬戸田らしいなと思いました。
青いタイルの浴場は男湯です。
こちらは女湯。ひときわ目を引くのが瀬戸内海の景色を描いたタイルの銭湯壁画。和風のようでモダンな趣も感じられます。浴場への入り口の扉の上にちらりと欄間彫りがあるのも粋でした。
2021年4月にオープンしたもう一つの新しい施設が、瀬戸田港の目の前に建つ「SOIL SETODA(ソイル瀬戸田)」です。建物はLIVINGとKURAの2つに分かれていて、LIVINGには薪火料理の食堂・Minatoya(ミナトヤ)、ラウンジスペースのLiving Room、ゲストルームが備わっています。
LIVINGの1階。手前がラウンジスペースで、PC作業もできる電源付き丸テーブルがあります。同じ空間に食堂用のテーブル席やカウンター席も備わっています。
食堂・Minatoyaでは、牡蠣のグラタン、瀬戸内海カルパッチョ、岩城島レモンポーク丼など、地元食材をたっぷり使ったメニューが味わえます。(メニューは季節や仕入れ状況によって変動します)
LIVINGの2階にある海側のゲストルームを見せていただきました。
プライベートルーム「Nagi View」の一つ。大きな窓いっぱいに海が広がり、向かいには高根島が見えます。イサムノグチの家具が設えられ、かなりおしゃれです。
もう一つのプライベートルーム「Nagi View」。こちらからは外に常夜灯が見え、どこか懐かしい港町の風情が漂います。
こちらは長期滞在者やビジネス利用でも便利なグループルーム「Kuramae BOX4」。ドミトリータイプのお部屋です。
SOIL SETODAの広報を担当している、しおまち企画取締役の小林亮太さんにお話を伺いました。「秋以降はサイクリストのお客様が増えました。ほかにもファミリー、友達同士、一人旅など、様々な目的で宿泊していただいています。ワーケーションで3~4日連泊される方もいらっしゃいます」。
たとえば1週間滞在して、穏やかな海を眺めながら仕事をする。疲れたら商店街や海沿いをぶらぶら散歩して、お腹が空いたらおいしい瀬戸内海の幸や柑橘を食べる。そんなワーケーションができたら最高ですね。
SOIL SETODA では銭湯・yubuneの利用券付き宿泊プランも販売しています。
SOIL SETODAのもう一つの建物・KURAは、塩蔵をリノベーションしたもの。
内部には、環境保護活動に取り組むプロスノーボーダー、Alex YoderがプロデュースするOverview Coffeeの日本初出店店舗が入っていて、焙煎機の大きさに驚きました。
同じ空間にアクティビティセンターのカウンターがあり、レンタルバイクや電動キックボードの貸し出しのほか、SUP(スタンドアップパドル)体験、サンセットクルーズなども参加可能。お絵描きやレモン草木染めなど、月に1回程度ワークショップも開催しています。
「新型コロナウイルスの影響で未開催ですが、瀬戸田の柑橘などを扱ったファーマーズマーケットも今後は予定しています」と小林さん。
ポカポカと暖かい日差し。瀬戸内海に浮かぶ島々。堤防でのんびり釣りを楽しむ地元の人の姿。海と空の景色に包まれていると、心の中まで風通しがよくなったような気がしてきます。穏やかでゆったりとした雰囲気の生口島へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
words : Yuki Asakura
Photos: Tomoe Fukusumi
新型コロナウィルス感染症対策について
新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、当館では宿泊者の皆様に感染症対策へのご協力をお願いしております。
・チェックイン時の検温・消毒
・体調に関するアンケート
・対面時でのマスクの着用
上記の他にも、スタッフより感染症対策のご協力をお願いをする場合もありますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
2021/11/5
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SOIL SETODA
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広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田254-2
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https://soilis.co/locations/setoda/
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Soil with yubune Nagi View Double
大人1名利用1泊、yubune利用券付き ※大人2名利用(yubune利用券2枚付き)の 場合は1室1泊13,000円~ |
9,000円~ |
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参考コスト合計金額 |
<ストーリーに関するご留意事項>
ストーリーは、BANKアプリ限定貯蓄預金(The Savings) の目標設定を具体的にイメージするための情報提供を目的として委託先が作成した記事に、あおぞら銀行がVisaデビットの利用促進のためのサービス紹介などを追加したものであり、掲載の商品・サービスの誘引が目的ではありません。また、掲載内容は、作成時点における委託先における意見・見解が含まれるもので、個社・個別の商品・サービスを推奨・保証するものではありません。ストーリー内記載のコストは参考値であり、その他諸費用がかかる場合があります。特段の記載のない限り、ストーリー内記載のコストは税込価格とし、税率は10%(軽減税率適用商品は8%)とします。ただし、イートイン・テイクアウトで税率が変わる商品もありますので、詳しくは直接商品・サービスの取扱業者にお問い合わせください。各種割引、キャッシュバックなどは含まれていません。
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