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SDGs/支援
2021.04.16
日本初・国内最大級のクラウドファンディング「READYFOR」が企業のSDGs・社会貢献活動をサポート

「READYFOR」代表 米良はるかさんが描く新たな資金調達の形

あおぞら銀行サイト内での「READYFORクラウドファンディング・プロジェクト」のご案内ページは終了いたしました。最新のプロジェクトはREADYFORのWebサイトよりご確認ください。

「クラウドファンディング」は、「起業」「まちおこしイベント」「映画の製作」「展覧会の開催」などを行う実行者が、ネットを通じて支援者を募り、資金を集めるしくみです。その実行者と支援者にマッチングの場を提供するクラウドファンディングはアメリカでは2000年代から本格的に現れはじめました。日本では2011年3月に国内初のクラウドファンディングサービス「READYFOR」がスタート、10年が経過した現在は国内最大規模に成長しています。また、READYFORは2019年、国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」に積極的に取り組む企業と社会的な活動のパートナーシップを推進する新事業「READYFOR SDGs」をスタートさせました。

最初の5年は、とにかくがむしゃらだった

創業者兼代表の米良はるかさんが「READYFOR」を始めたのは10年前、2011年の3月29日でした。大学生時代に、READYFORの前身となるインターネットの投げ銭サイト「チアスパ!」を立ち上げ、パラリンピック日本代表スキーチームのワックス代120万円を集め、「個人がやりたいことを発信し、それを多くの人が応援すること」を実現したいと思い、READYFORをスタートしたそうです。
「そもそもクラウドファンディングという仕組み自体が日本で知られていなかったので、サービスを開始した当初は仕組み自体を理解していただくために必死でした。またインターネットを通じてお金を集める、という体験をしたことがある人は日本にはそういなかったので、1つ1つのプロジェクトが目標金額を達成できるようキュレーターという担当者がサポートする制度を作ったりととにかく試行錯誤していました。今ではREADYFORにてプロジェクトを公開してくださった方の約75%が目標金額に達成するまでに至りました」と米良さんは話します。
クラウドファンディングのしくみを理解してもらうために米良さんは全国を講演して歩き、ワークショップなども開きました。その頃を「最初の5年は、とにかくがむしゃらでした」と振り返ります。

事業立ち上げ直前に東日本大震災が起きましたが、米良さんにとって印象に残る案件もありました。それは、2012年に実施された、「岩手県陸前高田市の空っぽの図書館を本でいっぱいにしようプロジェクト」でした。

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1口1万円を寄付した支援者は、自分が指定した本を寄贈でき、その本に名入れできるというものでした。この「空っぽの図書館」プロジェクトは目標金額100万円のところ、826名から800万円を超える支援金が集まり、陸前高田に多くの人々が集う憩いの場をつくることができました。
「TwitterやmixiなどのSNSを中心に、『自分はONE PIECEの1巻を指定するから続きの巻を頼む』といったかたちでどんどん支援の輪が広がっていきました。漫画家さんや絵本作家の方などからの支援もたくさんありました。今では1億円を超える支援が集まるプロジェクトがいくつかありますが、あの時のクラウドファンディングという仕組みが『未来を創る力』を持っていると感じた感動は決して忘れることはできません」。
2020年のコロナ禍でも、「中止イベント支援プログラム」「飲食店応援プログラム」といったかたちで、クラウドファンディングサービス手数料無料のキャンペーン等を実施しています。

「READYFOR SDGs」に込める思い

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2019年、READYFORは新たに「READYFOR SDGs」という法人向けの事業を開始。SDGsは2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」の略称で、未来の世代に持続可能でよりよい世界を残していけるように「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」「気候変動に具体的な対策を」「住み続けられるまちづくりを」など世界を変えるための17の国際目標、ゴールと、より具体的な169のターゲットが設定されています。その達成に関わるステークホルダー(利害関係者)は多種多様ですが、企業や自治体の間でも社会貢献活動の一環としてSDGsを重視しようという動きが盛んになり、その波は欧米から日本にも及んでいます。
「READYFOR SDGs」は、SDGsに取り組みたい企業とSDGsのテーマに合致する活動をマッチングし、パートナーシップを推進する事業です。
もともと、READYFORがサポートしているプロジェクトは、医療支援、教育支援、産業振興、環境保護、まちおこしなどSDGsの目標に合致するものが多くありました。「READYFOR SDGs」で企業とプロジェクトとのマッチングができれば、参加する企業から目標金額の50%相当の資金が提供されます。

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現在は、SDGs以外にも「コロナの影響を受ける人々の支援」「緊急災害発生時の支援」など多岐に渡るテーマで企業と連携、30社を超える大企業の社会貢献活動をサポートしています。特にコロナ禍では企業から現地ボランティアに駆けつけることもできないため、オンライン上でできる社会貢献活動を求め、多くの企業から問い合わせがあったそうです。

「私たちは『資本主義や既存の金融の仕組みでは、お金が流れにくかった分野』に対して、『想いの乗ったお金の流れ』をつくることをミッションとして掲げています。たとえばマーケットサイズの点でビジネスが成り立たない領域、長期スパンで結果をだしていく研究領域などには、資金は流れてきません。それが今までの資本主義社会でした。しかし、SDGsが目指す社会では長期的な取り組みが必要で、ニッチで小さなニーズにも応えられることも、今後求められる価値です。しかしまだそれは満たされていません。クラウドファンディングやREADYFORのプラットフォームを通じ、それを満たしたいと思っています」。
リターンがすぐには発生しないSDGsにそったビジネスでも、100万円、300万円、案件によっては数千万円を目標に資金を集めれば、スタートできます。事業が軌道に乗れば金融機関など他のチャネルから資金を調達できるようになります。それを米良さんは「クラウドファンディングはリスクマネーの供給を担っている」と表現します。リスクマネーがなければ、SDGsの長期的な視点で社会をよりよくしたいという取り組みは、なかなか生まれません。
「企業の皆さんも社会的な活動に寄付したいけれど、どこに寄付していいのかわからないなど様々な課題をもっています。私たちは企業・行政などの間でしっかりとマッチングを行い、結果として多くのパートナーと共に社会的なインパクトが生まれる場をつくっていきたいと思っています」。

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READYFORでは随時、コロナ禍で苦しむ業界や地域の子どもたちの教育の支援、歴史的建造物保存など、さまざまなジャンルのプロジェクトを多数公開しており、ほとんどが3,000円程度の少額から支援が可能です。
共感するプロジェクトがあれば、支援の第一歩を踏み出してみませんか。

Words:Jun Terao

米良はるか READYFOR株式会社代表取締役CEO
1987年10月生まれ。慶應義塾大学経済学部、同大学院メディアデザイン研究科(KMD)卒業。2011年3月29日に日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」をスタート。2014年に株式会社化し、代表取締役CEOに就任。World Economic Forumグローバルシェイパーズ2011に選出、日本人史上最年少でダボス会議に参加。「人生100年時代構想会議」「未来投資会議」等の民間議員に選出、現在は「デジタル改革関連法案ワーキンググループ」の民間構成員を務める。

2021/3/9

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クラウドファンディングサービス「READYFOR」
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https://readyfor.jp/
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参考コストは支援額の例です。
実際の支援額はお客さま自身で自由に設定してください。
支援額は消費税・手数料を含みます。
詳細はREADYFORサイトでご確認ください。

参考コスト
支援
(クラウドファンディングプロジェクト支援額例)
3,000円
参考コスト合計金額
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