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トラベル
2020.09.04
1万2,000冊の本に囲まれ、美食と温泉を楽しむ箱根の休日 21,656円〜(2名1室利用時1名あたり)

ブックホテル「箱根本箱」

図書館のような蔵書をもち、好きなだけ読書を楽しめる「ブックホテル」が、数年前から各地にでき始めました。2018年8月にオープンしたブックホテル「箱根本箱」は、温泉や美食も楽しめる人気の一軒です。強羅の急坂にたつ建物は、取次大手・日販の保養所をリノベーションしたもの。そもそも「箱根本箱」は、日販が休館していた保養所を生かすため、雑誌『自遊人』や旅館「里山十帖」などを手がける株式会社自遊人とタッグを組んで生まれたホテルです。経営は日販の子会社ASHIKARI、企画・運営は自遊人、蔵書の選書は日販のブックディレクションチームYOURS BOOK STOREと、出版業界の役者が揃ったブックホテルには、本好きなら一度は訪れてみたいと思わせる魅力が詰まっています。

公式サイトでは2021年2月1日チェックアウトまでを対象とする、【Go To トラベルキャンペーン割引対象】プランの予約が可能です(予算の上限に達したらキャンペーンは終了される予定)。予約後に自動送信される「予約確認書(メール)」のリンクから「STAYNAVI(ステイナビ)」にログインし、割引クーポンを印刷してチェックイン時に提示すると、旅行代金の35%が宿泊代から割引されます(http://hakonemag.com/information/1712)。
また、館内では毎日11時〜15時の清掃時に消毒作業を行い、各所にアルコールを設置するなど、入念な感染症対策がとられています(http://hakonemag.com/information/1612)。

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時間を忘れて本と戯れる楽しみ

館内に入るとすぐに視界に入る吹き抜けのラウンジは、洒落た大型書店のよう。約12,000冊の蔵書は「衣・食・住・遊・休・知」の6ジャンルを中心に選ばれており、ラウンジやレストラン、ショップ、客室など、至るところに置かれています。早速ラウンジの棚を見てみると、目線の高さに並んでいるのは "衣・食・住"の本。どんな本があるのかと歩き回り、表紙に惹かれて本を開く楽しさは、街の書店で過ごす感覚そのものです。街の書店と違うのは、帰る時間や閉店時間を気にする必要がないことだけ。見て回るべき棚が館内の至るところにあることを思うと、次第にワクワク感が募ります。

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各界の著名人が選書した「あの人の本箱」

客室で注目すべきは、「あの人の本箱」と呼ばれる各部屋限定の本箱。「あの人の本箱」の選書を行っているのは、俵万智や辻村深月などの著名人で、どの部屋に誰の本箱があるかは、泊まってからのお楽しみです。館内の本はこうした客室の本を含め、すべて購入が可能。気になる本をまとめ買いするのもいいでしょう。

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全18室の客室は、それぞれに異なるインテリア。いずれも書斎をイメージした落ち着いた内装で、全室露天風呂付きです。露天風呂には強羅の温泉が引かれており、読書に疲れたらいつでもリフレッシュすることができます。

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地下には源泉かけ流しの大浴場もあり、乳白色の硫黄泉と無⾊透明の美肌の湯という、ふたつの泉質が楽しめます。

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イタリア料理をベースにした箱根のローカルガストロノミー

夕食は、地元の食材を生かした自然派イタリアンのおまかせコースです。コンセプトは、料理を通して風土を表現する"ローカルガストロノミー"。オープンキッチンで腕を振るうフードディレクターの佐々木祐治さんは、ミラノの名店「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」などで経験を重ねたベテランシェフです。ここでは"箱根"を表現することを意識しているそうで、コースのなかには食材だけでなく、プレゼンテーションにも箱根らしさが取り入れられています。例えば、ある日のコースの一品目は、"大涌谷の温泉卵"をイメージしたもの。卵形にまとめたタラとじゃがいものマッシュにイカスミのパン粉を付けたそのアミューズは、大涌谷名物のゆで卵「黒たまご」にそっくりです。

前菜は地元の魚介を取り入れるのが特徴で、ヨウサイを練り込んだクレープの具には、中伊豆のわさび田の横で養殖されたアマゴが使われています。まろやかなニンニクのソースにアマゴのコンフィとヨウサイを包んだクレープをのせ、カラスミパウダーを振った前菜は、白身魚の旨みと青菜の香りが生きた穏やかな味わい。豊富に揃えられた自然派ワインとの相性も、抜群です。

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「箱根自体は山の上にありますが、相模湾と駿河湾の幸が集まる豊かな土地です。そうした魚介類をはじめ、神奈川県や静岡県の有機野菜、柑橘類などを使って"箱根"を表現したいと思っています」

そう語る佐々木シェフが用いる魚は、焼津のカリスマ鮮魚店「サスエ前田魚店」から仕入れたもの。例えば、甘鯛は蒸してふんわりした脂の美味しさを引き出し、ほのかに甘い根セロリのピューレや、無農薬オレンジと桜海老のパウダー、カリッと焼いたウロコをかけて前菜に仕立てます。

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コースの内容は日替わりで、品数は9品。前菜とパスタの間には、旬の野菜のメニューが登場するのも特徴です。下の写真のひと皿は、ナスとブロッコリーの凝縮された旨みに、菊花の香りや桜海老のパウダーの旨みが加わり、驚くほど味わい豊か。一緒に出されるアジの干物のコンソメを飲むと、アジと桜海老の相乗効果で、さらに旨みがふくらみます。「駿河湾といえば桜海老が有名ですが、このコンソメに使っている干物のアジは、駿河湾の桜海老を食べて育ったもの。普通に焼いて食べた時にも桜海老の香りがするんですよ」と佐々木シェフ。ちなみに、アジの干物でコンソメをつくったのは、骨のおいしさを無駄なく生かすためなのだとか。

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フルコースのディナーを満喫した翌日は、体にやさしい朝食がありがたいもの。「箱根本箱」の朝食は、オリジナルのニンジンジュースや、旬の野菜のミネストローネなど、あえて野菜だけで仕立てたヘルシーな内容です。

オープンキッチンを囲むカウンターの後ろの壁は、小説や教科書などの古本をキャンパスに見立ててペイントを施した、ロシア出身のアーティストの作品(下写真)。レストランでは本に囲まれている気分こそしませんが、アートを通じて"紙"の気配を感じるせいか、食後には自然な流れで読書の続きに戻れます。

美食と温泉で体を養い、読書を通して英気を養える「箱根本箱」。ホテルにこもって過ごす一泊二日の体験は、本と親しむ生活の豊かさに気づかせてくれます。

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Words: Megumi Komatsu Photos(Food): Tamon Matsuzono

2020/8/28取材
2021/3/26編集

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箱根本箱
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神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320−491
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TEL. 0460-83-8025
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http://hakonehonbako.com
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参考コスト
1泊2食(1名)
(2名1室利用時1名あたり、税込・サービス料込み)
※別途入湯税150円がかかります。
21,656円〜
参考コスト合計金額
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