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レジャー
2022.09.13
360度に広がる絶景の中で行う"空中禅"で自分と向き合う一日 23,000円

淡路島の大自然の中で禅体験ができる場「禅坊 靖寧」のZEN Wellnessコース

2022年4月、淡路島の玄関口・淡路市に、禅やヨガなどのアクティビティで精神を整え、地元・淡路島産の旬食材を使った身体に優しく健康的な料理で心身のバランスを整える、座禅リトリート「禅坊 靖寧(ぜんぼうせいねい)」が誕生しました。
森の中で穏やかに時が刻まれるマインドフルネスな体験は、都会では決して味わえないもの。早くも評判になっています。

この「禅坊 靖寧」は宿坊でもあり、宿泊も可能ですが、今回は、ZEN Wellness(瞑想およびヨガ)に加え、禅坊料理、ZEN茶、ZEN書、ZEN香を取り入れた、4時間の日帰りZEN Wellnessコースに参加し、実際にどんな体験ができるのかをご紹介します。

見渡す限り緑が広がる幻想的な空間

「禅坊 靖寧」は、四方を緑に囲まれた静かな環境にあり、日本の子午線である東経135度線上に位置する施設です。到着すると目に飛び込んできたのは、全長約100mもある長い展望デッキ。雨上がりのうっすらとした霧に包まれた幻想的な風景があまりにも美しく、思わずため息が漏れました。

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このダイナミックな建物は、建築業界で最も権威のある賞のひとつ「プリツカー賞」を受賞した建築家 坂茂氏が設計したもの。風景に溶け込み、まるで森の中に浮かんでいるようにも見えます。ここでこれから、禅・ヨガ・ZEN茶・ZEN書などの体験を通して心身をリセットし、エネルギーをチャージします。

大自然と一体になれる施設

到着すると、笑顔で出迎えてくれたのは、禅坊長の西野維洋さん。チェックインを済ませ、ラウンジでウェルカムドリンクをいただきながらホッと一息ついた後、施設の中を案内してくれました。

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施設を設計した坂茂氏は、行動する建築家としても知られています。最近ではウクライナ避難民のために、紙製の仮設住宅を提供したことでも話題となりました。
西野さんによると、この建物は自然との調和を第一に考えてつくられており、建物の85%に木を取り入れるなど、自然素材が最大限に活用されていることが大きな特徴だそうです。その通り、国産杉の無垢床からは、裸足で踏みしめるとやんわりとした木のぬくもりが足裏から伝わってきます。

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「自分を見つめ直し、本来の自分に戻るリトリート施設というのが、ここのコンセプト。女性の利用者が圧倒的に多く、一人で参加される方も多いですね。ここで日々の疲れやストレスを癒したり、明日からの目標を設定したりするのもいいですね」と西野さん。

大自然に包まれながら自分を見つめる時間

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ラウンジを抜けると、長い廊下の左右に18室の部屋が並ぶ宿坊があります。畳のベッドに座って瞑想したり、デスクに向かって書をたしなんだりと、心安らいで過ごせる工夫が詰まった空間です。光がやさしく差し込む大きな窓からは木々の緑を臨むことができ、まるで森と一体になったような気分で過ごすことも。無駄を削ぎ落したシンプルなお部屋は、一人静かに内観するのにもちょうど良い場所です。
「諸行無常」「一期一会」「日日是好日」など、お部屋名に禅語があしらわれています。自分に与えられた部屋の言葉の意味を一人静かになぞれば、凝り固まった考え方から解放され、よりよく生きていくためのきっかけやヒントが得られるかもしれませんね。

風を感じながらヨガと瞑想で心を整える

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展望デッキに上がると、360度、見渡す限りの森。吹き抜ける風が心地よく頬を撫でます。この建物は、森を見下ろすのではなく、山の稜線がちょうど人の目線と同じくらいの高さになるように設計されているのだそう。まるで森に溶け込むような佇まいです。

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ここで体験できるのは、禅をベースにヨガや瞑想を加えたオリジナルのもの。長時間胡坐をかいても疲れないリトリートチェアが用意されており、正しい姿勢をキープしたまま無理なく集中できるようになっています。
目を閉じて耳を澄ますと聞こえてくるのは、鳥のさえずりと吹き抜ける風の音だけ。澄んだ空気に包まれた、まるでパワースポットのような静謐な空間の中にいると、自然と背筋が伸びていきます。

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「軽く目を閉じて深呼吸をしていきましょう。鼻からやさしく息を吸って、口から息を吐いて。考え事をひとつずつ手放していきましょう」。ヨガインストラクターの茶木めぐみさんの透明感のある声がすうっと体の中に入ってきます。
瞑想は、積極的に何もしない時間、自分をそっとしておく時間。やがて、息をしているだけで心地の良さを感じ、心のささくれが剥がれ落ちていくような感覚がやってきます。体も心も十分にリラックスすると、おりん(金属のおわん型の音を出す仏具で「りん棒」と呼ばれる棒で叩くと、りーんという音がなる)の心地よい響きに誘われて、さらに深い瞑想へ。

到着したときはうっすらと漂っていた霧がいつしか消えて、座禅を組む背に暖かな日差しを感じはじめました。体験中は、目をつむっていても刻々と移りゆく自然を肌や耳で感じることができます。慌ただしく過ごしがちな日々の暮らしの中では、感じることのないもの。自分の中に眠っていた感覚が覚醒し、次第に五感が研ぎ澄まされていくことがわかります。

禅坊料理で身体の中から整える

マインドフルネス体験で心を整えた後のお楽しみは、小麦粉・砂糖・油・乳製品・動物性食品を一切使わず、伝統的な製法で作られた醤油・みりん・味噌などの日本古来の調味料だけを使用した「禅坊料理」。精進料理をベースにした同施設オリジナルの料理で、発酵醸造料理人・伏木暢顕シェフが監修しています。御食国(みけつくに)の1つとして知られる食の宝庫・淡路島の豊かな土壌で育まれた旬食材がふんだんに使われていることが特徴です。

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手前の竹の皮に包まれた彩り鮮やかな一品は、淡路島のブランド米・鮎原米にこんにゃくをブレンドしたちらし寿司。酒粕から抽出した赤酢、黒米の甘酒、淡路島の海水を煮詰めてつくった自凝雫塩(おのころしずくしお)で味付けされています。シェフの案内に従って、右側から食べ進めると、まずはおからの控えめなやさしい味、次に茗荷のつんとした酸味、そして最後にごぼうや椎茸の甘辛味と、少しずつ濃い味へと変化。どんどん箸を進めたくなります。
訪れた7月はそのほかにも、昆布だしと山椒の実で炊いた夏野菜の煮物、本葛であんかけした竹筒入りの野菜と豆腐の蒸し物、こんにゃくをブレンドした手打ちそばなどが用意されており、嚙むごとに口の中に滋味が広がる豊かな味わい。炙ったり、すりおろしたりと手間を加えることで、野菜の更なる旨みを引き出し、禅坊靖寧流の逸品へと昇華させています。
「杉の小さな器に入ったびわの甘酒は、まだ発酵し続けています。どうぞ最後にお召し上がりください」とシェフ。甘酒に含まれる麹菌が約2,400種類もの酵素をつくり出し、それが消化を助けてくれるのだとか。まさに、身体を整えるためにつくられたお料理です。

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食後はオリジナルの茶道体験「ZEN茶」を。心を落ち着かせながら自分のために一服を点てる至福のひとときを楽しみましょう。7月のお茶菓子は、七夕の世界を表現した「天の川の水ようかん」。ようかんに練り込んだ、みりん漬けの梅と桃の甘酸っぱい味わいとともに、ほっと一息つきながらリラックスできます。

背筋を伸ばして一字一句を丁寧に書き写す時間

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普段パソコンに向かうことはあっても、忙しない日々の中では、心を込めて字を書く時間は意外と少ないもの。書道体験「ZEN書」では、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字でも知られる、書家・紫舟(ししゅう)さんのお手本をもとに、好きな場所で、好きなペースで書をしたためます。

「目の前の状況に負けず」
「感情に振りまわされず」
無心に筆を走らせていると、一字一句が心に染み渡っていくようです。気持ちをスッキリさせるにはぴったりの体験でした。

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ちなみに、施設のあちこちで見られる「禅坊 靖寧」のロゴも紫舟氏によるデザインです。

自分の内面に目を向ける習慣を

オープンしてから2か月ほどしか経っていないにもかかわらず、リピーターや口コミでここを訪れる人が増え続けているそう。一度体験してみると、定期的に訪問したくなる理由が分かります。デジタルにどっぷりつかった私たちの心や体は、自分が思っている以上に休息を必要としているのかもしれません。

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「ここは、忙しい人ほど来るべきところ」。施設スタッフの皆さんは声を揃えます。
静寂の世界に身を置き、自分自身と向き合う。「禅坊 靖寧」で過ごす時間は、忙しい日々の中で忘れていた本来の自分を取り戻すきっかけになりそうです。そして体験後、自分自身にどんな変化をもたらしてくれるのか、きっと楽しみになるはずです。

Words: Mitsue Ichioka(iworks)
Photos: Takuya Matsubara(Studio PM)
2022/7/5

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禅坊 靖寧
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兵庫県淡路市楠本字場中2594-5
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0799-70-9087
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https://www.zenbo-seinei.com/
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参考コスト
【日帰り】ZEN Wellness
※所要時間 4時間
23,000円
参考コスト合計金額
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