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楽しく学ぶ
2022.06.10
誰かが過ごした日々を想う日記本の定期便 3,000円

日記専門店セレクトの日記本が届くサブスクサービス

コーヒーの香りに誘われてふらっと入ったお店が、日記屋さんだったら? 思わぬ展開にちょっぴり胸がときめいてしまうかも。下北沢にある「日記屋 月日」は、店名通り日記の専門店。棚には古今東西の"日記本"が所狭しと並び、併設のコーヒースタンドでは"毎日飲みたくなる"コーヒーやクラフトビールが売られています。

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ノートも付箋も日記だって、すべてがデジタル化の波に飲みこまれている現代、オンライン上に文章を綴るプラットフォームも大人気です。だからこそ時折、紙の日記のザラザラした手触りを無性に懐かしく、恋しく思う経験は誰しも"履修済み"なのでは?

今回はそんな心の隙間と日常にすっと入り込んでくる不思議な日記屋さんと、そちらで大切に営まれている「日記の定期便」について書きたいと思います。

誰にも見せる予定のない文章を書く

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栗本店長(下の写真)は日記の魅力をこのように語ります。

「SNSが当たり前のツールになった今、誰にも公開する予定のない文章を書くことで、自分としっかり向き合う時間を持つことができる。人の日記を読めば、書いた人の生活が目の前にありありと立ち上がってきます。他者という存在を理解するのはなかなか難しいけれど、自分とは違う人間が、同じ月と日に生きていることを実感できるんです」

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日記の魅力にとりつかれて「日記屋」へ

「日記本」とは、基本的には何月何日と日付が記された本のこと。さらに日記のなかでも文学性のあるものは「日記文学」と呼ばれ、平安時代の『土佐日記』などを先駆けに日本独自の文学ジャンルとして高い人気を誇ってきました。

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日記好きは意外と多いのに魅力をわかち合える場所が少ないことに気づいた「本屋B&B」の共同経営者・内沼晋太郎さんが企画して、「日記屋 月日」 は2020年4月にオープンしました。

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コーヒースタンドを併設したのは、まだ日記の魅力に気づいてないお客さんにも足を運んでもらいたかったから。唐突に「日記屋です!」と自己紹介するのではなく、おいしいコーヒーを飲む日常にそっと日記が寄り添えたら、と考えたそう。

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中目黒・代官山のスペシャルティコーヒー専門店「カフェ・ファソン」の岡内賢治さんがこの店のためにつくってくれた「代田ブレンド」(ホット・アイス350円/上の写真)や、クラフトビールの「ブルックリンラガー」(600円/下の写真・左)、「みちのくレッドエール」 (650円/下の写真・右)などは読書のおともにぴったりです。

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日記を書かなければ忘れてしまう、ささやかな感情

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栗本店長も日記を付けるようになり、変化があったと話します。

「たとえば窓際で日向ぼっこ中に吹き抜ける風が気持ちよかった......といったささやかな感情は、辛い出来事があった日にはかき消されてしまいがちですよね。書き留めないと明後日にはすべて忘れてしまう繊細な想いを、日記をつけることで、細やかに思い出せるようになりました」

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店内には約1,000冊の日記本に加え、日記帳も販売されています。いま人気のアイテムは「ミドリ 3 YEARS DIARY 3年運用日記」(3,300円/上の写真/店頭のみで販売)。同じ日の記録を3年分一覧できるページ構成で、「去年の今日はこんなことをしていたんだ」と楽しみながら綴ることができます。一年後に再会する言葉たちは、いまを生きるヒントをくれるかも?

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「マイブック」(440円/上の写真/店頭のみで販売)は、見覚えのある新潮社文庫の装丁。開くと中身は白紙です。ここに1日1ページ、日記を続けた一年後には世界でたった一つの"マイ文庫"が完成するというわけ。きっとどんな小説より愛おしい1冊になるはずです。

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名刺サイズの「月日オリジナル 日記カード」(550円/上の写真)は、いつでも思い立ったときに名刺入れから取り出して筆を走らせられるのが魅力。

最新刊やリトルプレスが毎月届く「日記の定期便」

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「日記屋 月日」ではサブスクリプション形式の「日記の定期便」(毎月3,000円)も運営しています。毎月、リトルプレス(自費出版雑誌の総称)を含む日記本の最新刊2、3冊が届くサービスです。

「日記本は一般書籍に比べると書評や広告などでお気に入りを見つけづらく、作者が一般人なら尚更です。定期便をきっかけに新しい作品と出合ってもらえたら嬉しいですね。現在登録者は5人ほど。お店で取り扱っている作品から悩みながら選んでいるので、ちょうどいい規模感かもしれません」と栗本さんはほほえみます。

定期便に登録した人は、毎月の本について感想を話し合える専用のFacebookグループ(非公開)に招待してもらえます。

自分の書いた日記を売る魅力

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自分の日記に好きな値段をつけて店内で販売もできます。文章で誰かを傷つけていないかなどの審査はありますが、基本的には誰でも応募できるので気になる人は公式HPからコンタクトしてみてはいかが。

「自分が書いた日記が、会ったこともない誰かに届く。それは海に投げ込んだ"手紙を入れた瓶"が、知らない浜辺に打ち上げられる感覚とどこか似ています。誰かが自分の人生が詰まった本を、偶然手にしてくれると思うとワクワクしませんか」(栗本さん)

日記は歴史的資料としての価値も高く、ネット登場以前には市井の人々がどのような生活を送っていたのかを読み解く手段として重宝されてきたといいます。自分の書いた日記が未来人の歴史考証の役に立つ、なんてミラクルも無きにしもあらず。

あなたも今日から、日記を付けてみませんか?

Words: Riyua Joe(mogShore)
Photos: mogShore
2022/3/28

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日記屋 月日
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東京都世田谷区代田2丁目36−12 BONUS TRACK SOHO9
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https://tsukihi.stores.jp/
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8:00-19:00(18:45ドリンクラストオーダー)
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定休日なし
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参考コスト
日記屋 月日 本の定期便
3,000円/月
参考コスト合計金額
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