BANK The Story 人生を豊かにする、お金の使い方BANK The Story 人生を豊かにする、お金の使い方

この記事はThe Savings 及び
Visaデビットをご案内するためのものです

楽しく学ぶ
2023.08.08
「徳川茶会」尾張徳川家に伝わる名物を拝見する特別な茶席 23,000円

徳川美術館が誇る名品の数々。大名文化に触れる秋の「徳川茶会」

徳川美術館が毎年開催する「徳川茶会」は、徳川家康や豊臣秀吉が実際に所持していた茶道具を主として構成された、他とは一線を画した茶会です。普段はケース越しに目にしている作品を手に届く距離で愉(たの)しむ、美術館ならではの貴重な茶会をご紹介します。

尾張名古屋の「三傑茶会」を今に受け継ぐ

名古屋市東区徳川町にある「徳川美術館」は、徳川家康の遺品を中心に大名道具を一万件以上収める美術館です。公益財団法人徳川黎明会が昭和10年に開館。源氏物語絵巻や刀剣など、国宝、重要文化財を多数所蔵し、日本の大名文化を伝える貴重な施設です。

img_337_02.jpg

そんな徳川美術館が年に一度開催しているのが、50年以上の歴史を持つ「徳川茶会」。地元出身の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑を偲び結成された「三傑会」によって始められた「三傑茶会」を受け継ぐ茶会です。この歴史ある会に誰でも参加できるとあって、毎年全国から集い開催されてきました。コロナ禍で一時中止していましたが、昨年より再開。今年も10月と11月の全8日間、流派ごとに開催されます。

img_337_03.jpg

徳川家康が話題の令和5年度は、茶会のテーマも家康

2023年の徳川美術館は"1年間、毎日家康。"を掲げ、大河ドラマなどでも注目度の高い徳川家康を特集しています。茶会で披露される茶道具も、今年は家康ゆかりの品々がそろいます。例えば、家康の遺品として伝わる掛軸「徳川家康書状 茶壺口切」や「唐物茶壺 銘 安国寺」(下の写真)は、国登録有形文化財「山ノ茶屋」(下の写真)の茶席で間近に拝見することができます。

img_337_04.jpg

茶壺とは、抹茶になる前の葉茶「碾茶(てんちゃ)」を入れる壺のことで、家康の時代には欠かせない茶道具でした。現代では茶壺が使われることは少ないため、茶席の場で目にすることも多くはありません。

img_337_05.jpg

徳川茶会の道具組を担当する徳川美術館学芸部マネージャーで学芸員の加藤祥平さん曰く、「状態のよい、しかも家康が所有していた茶壺を鑑賞できるのは大変貴重な機会です。これまでの徳川茶会を振り返っても珍しい茶壺は、今年度、特に注目してほしい品といえます」

茶席と美術館を一日かけて愉しむ贅沢

茶会の会場は、徳川美術館敷地内にある、国の登録有形文化財の茶室「餘芳軒(よほうけん)」と「山ノ茶屋」、そして「宝善亭(ほうぜんてい)」の三箇所。茶室二棟と食事をいただく「宝善亭」の二階に設けられた展観席では、それぞれで異なる貴重な茶道具が披露されます。また、徳川美術館内では、名品コレクション展と徳川茶会開催中の秋季特別展「人間讃歌―江戸の風俗画―」もお愉しみいただけます。

img_337_06.jpg

濃茶席、薄茶席、茶席の間に食事をいただく点心席、と場所を移動し、茶室と「宝善亭」二階の展観席では、それぞれで異なる茶道具が披露されます。毎年 職員がテーマに沿って老舗菓子店と検討を重ね、特別にあつらえるお茶・お菓子を堪能できるのも魅力的。

img_337_07.jpg

茶会参加者は、当日であれば美術館の展示室も自由に観覧できます。「宝善亭」二階の展観席に展示予定の大名物「井戸茶碗 銘 大高麗」(写真上)など、心ゆくまで"徳川家康ゆかりの品々"を堪能できる一日となりそうです。

すべての茶道具の伝来が記録されているから価値がある

一般的な茶会でも貴重な茶道具を目にすることはありますが、天下人と呼ばれるクラスの大名たちの遺品を使用する茶会は全国的に見ても珍しいケース。出処がはっきりとわかるのは、尾張徳川家の歴代当主やその家族らの遺愛品を中心にコレクションされている徳川美術館だからこそ。

img_337_08.jpg

長い歴史が積み重ねられた茶の湯の世界、それを重んじながら企画される「徳川茶会」。毎年学芸員のみならず職員が長い期間をかけて準備を行なっています。お茶そのものを嗜むことはもちろん、他ではまず巡り合うことができない茶道具の数々との出会いを期して、この秋は「徳川茶会」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

Words:Saaya Matsushita
Photos: Yuki Fujitani

2023/6/9

──────────────────────
徳川美術館
──────────────────────
愛知県名古屋市東区徳川町1017
──────────────────────
Tel:052-935-6262
──────────────────────
https://www.tokugawa-art-museum.jp/
──────────────────────
営業時間 10:00~17:00 (入館16:30まで)
──────────────────────
月曜休館(祝日の場合は翌平日)
──────────────────────
徳川茶会会費 23,000円(税込)
入館料・濃茶席・薄茶席・点心席込み

2023年徳川茶会日程(予定)
10月 8日(日)表千家 吉田生風会
10月 9日(月・祝)表千家 吉祥会
10月14日(土)裏千家 淡交会愛知第二支部
10月15日(日)裏千家 淡交会愛知第三支部
10月22日(日)石州流 愛知支部 宗徧吉田流 亀山宗法会長
10月28日(土)大日本茶道学会 田中仙堂会長 名古屋支部
10月29日(日)裏千家 桃夭会
11月 3日(金・祝)裏千家 淡交会愛知第一支部


一般申込は8月23日(水)午前10時より受付開始
電話番号:052-935-6262
受付時間:午前10時~午後5時
──────────────────────
美術館入館料
一般 1,600円
高校・大学生 800円
小・中学生 500円
※毎週土曜日は高校生以下入館無料
※徳川茶会参加者は入館料不要
──────────────────────

参考コスト
徳川茶会参加費
23,000円
参考コスト合計金額
SHARE
<ストーリーに関するご留意事項>
ストーリーは、BANK The Savings の目標設定を具体的にイメージするための情報提供を目的として委託先が作成した記事に、あおぞら銀行がVisaデビットの利用促進のためのサービス紹介などを追加したものであり、掲載の商品・サービスの誘引が目的ではありません。また、掲載内容は、作成時点における委託先における意見・見解が含まれるもので、個社・個別の商品・サービスを推奨・保証するものではありません。ストーリー内記載のコストは参考値であり、その他諸費用がかかる場合があります。特段の記載のない限り、ストーリー内記載のコストは税込価格とし、税率は10%(軽減税率適用商品は8%)とします。ただし、イートイン・テイクアウトで税率が変わる商品もありますので、詳しくは直接商品・サービスの取扱業者にお問い合わせください。各種割引、キャッシュバックなどは含まれていません。
情報の正確性、完全性、信頼性、適切性等に加え、配信時点で当該商品・サービスが存在すること、お客さまの購入・利用の可能性、価格および掲載企業(人)の内容に関し、あおぞら銀行は一切保証するものでありません。併せてご紹介するVisaデビットに係る優待サービスやキャッシュバックについては、予告なく変更または終了する場合があります。詳細については必ずリンク先のあおぞら銀行HPをご確認ください。また、投資勧誘や特定銘柄の推奨を目的とするものではありません。掲載情報に基づき行ったお客さまの行為および結果等について、あおぞら銀行は一切の責任を負いません。
掲載画像はイメージであり、実物の商品やサービスなどと異なる場合があります。
掲載の商品・サービスに関するお問い合わせは、あおぞら銀行窓口・コールセンターではお受けできません。直接商品・サービスの取扱業者にお問い合わせください。
BANK The SavingsはBANKアプリのみで提供されるサービスです。
BANK The SavingsおよびBANKアプリ、および併せてご紹介するVisaデビットに係る優待サービスやキャッシュバックについては、あおぞらホームコール(0120-250-399)にお問い合わせください。
BANK
BANK™アプリを
いますぐダウンロード!
BANK™アプリではさらに多くの
ストーリーをご用意。
いち早く最新の
ストーリーを読むにはアプリが便利!
BANK

BANK™は「お金も時間も賢く使って、幸せにすごしたい」
そんな価値観を大切にする方のために生まれた新しいマネーサービスです。
あなたの素晴らしい人生のために、今すぐ口座開設。

今すぐBANK™口座を開設

スマホ、PCからペーパーレスで
簡単に口座開設できます

最短5分でお申し込み完了!

口座開設のお申込み