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楽しく学ぶ
2023.07.28
「本を愛する方なら、どなたでも」一棚店主の共同型書店 18,700円~(月額/入会金込み)

「PASSAGE by ALL REVIEWS」の一棚店主

日本が誇る世界一ともいわれる本の街"東京・神保町"。
130店の本屋がひしめきあうこの地で、本屋は静かに進化し、熱を増していました。

2022年にオープンした「PASSAGE by ALL REVIEWS」(パサージュ バイ オール レビュース)は、一棚一棚に棚主がいる共同書店。
事前審査は一切なく「本を愛する方でしたら、どなたでも出店可能」です。

著名人から個人まで、362人の棚主が"入居"中
神保町・すずらん通りに店を構える「PASSAGE by ALL REVIEWS」。
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フランスの宮殿を思わせるノーブルな店内は、人の声が交差し、活気にあふれていました。

不思議でマニアックな店が残り続けるという、パリの古きよき商店街「PASSAGE(パサージュ)」の要素を取り入れ、棚にはナンバリング代わりに「ジャン=ジャック・ルソー通り」「パスカル通り」など実在するフランスの通りの名前がつけられています。
棚主はこの世界へ"入居者"として招かれます。

棚主は、公式サイトの「抽選会」にて選出されます。抽選会は棚が空きしだい開催し、当選倍率は40倍ほどだそう。(2023年5月時点)

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実父・仏文学者で評論家でもある鹿島茂氏とともにこの共同書店を作り出した、ALL REVIEWS株式会社 代表の由井緑郎(ゆい ろくろう)さん。

「現在は362人の棚主が入居しています(2023年5月時点)。棚主は書評家から作家、地方の小さな書店さんからサラリーマンの方、著名な方までさまざまいらっしゃいますよ」(由井さん)

厳しいルールは設けず、棚主に自由に経営してもらうのがパサージュ流だと言います。

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渾身の著書が並ぶ、著名作家の本棚。

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「推し本」が並ぶ、とある女優・作家の本棚。

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発起人である"鹿島茂の本棚"は3棚にまたがっています。

他にも香水や文房具が販売されていたりと、すぐ隣の棚ですら中身は予測不可能。だからこそ、店内を巡る足は止まりません。

本棚は3階へと続きます。

棚主のための新たな憩いの場「PASSAGE bis!」
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同ビル3階の「PASSAGE bis!」(パサージュ ビス)は、今年1月に誕生したばかりの「PASSAGE by ALL REVIEWS」の第2店舗。一棚店主制の本棚と、新たに一棚店主制の雑貨販売スペース、30分からドロップインできるシェアラウンジを備えています。

まるで秘密の呪文で扉が開きそうなファンタジックな空間です。

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こちらは有名な女性漫画家の本棚。

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本棚の反対側にあるシェアラウンジは棚主・一般のお客さま問わず時間制で利用可能。静かな時間を過ごしながら、神保町ゆかりの名店の和菓子やドリンクを楽しむこともできます。サービスはまだまだ模索中とのことなので、期待が広がりますね。

書評アーカイブサイト「ALL REVIEWS」が原点
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「PASSAGE by ALL REVIEWS」のスタート地点には「ALL REVIEWS」(オールレビュース)の存在があります。「ALL REVIEWS」は日本を代表する書評家が過去に活字メディアに発表した書評を再録する"書評アーカイブサイト"。その書評ページから該当の書籍が購入された場合、ほぼすべてのアフィリエイト報酬を書評家に還元しています。

「大手人材派遣会社に勤務していましたが、退職後父の会社に入社し、父の書評を掲載するブログの運営をしていました。これが思うように成果が出ず、悩んでいました。そんな中、父が『菊池寛賞』を受賞し、その受賞パーティーに僕も参加したんです。そこで錚々たる書評家の方たちを目の当たりにして、父の書評だけではなくこの方たちの書評も集約すれば、他にない書評メディアができると確信したんです」(由井さん)

思い立った由井さんは書評をかき集め、デジタルデータ化、原稿の校正、メディア運営......途中で限界を迎えボランティアを採用するまでは一人で切り盛りしていたとのこと。今となっては「嬉しくない人がいないメディアができた」と語ります。

自分・父・ALL REVIEWSぞれぞれの思いが交差し「共同書店」に
業界で十分な存在感を放っていた「ALL REVIEWS」。なぜ「共同書店」という新業態が生まれたのでしょうか?

「僕個人としては、ずっとコワーキングスペースをやってみたくて。かたや父は、大学教授の本を体系的に保管する書庫を作りたいと。また『ALL REVIEWS』においては、ファンクラブがあるにも関わらずコロナ禍でなかなかリアルに集まることができず、また一部の作家からは自分の本がどこの書店にも置いてない! と嘆く声もありました。そんな思いを掛け合わせて形になったのが『PASSAGE by ALL REVIEWS』という『共同書店』でした。オープンはコロナ禍真っ只中でしたが、こんな時期だったからこそ、なにかやりたいという気持ちが強かったです」(由井さん)

売上の9割を棚主に還元
「PASSAGE by ALL REVIEWS」では本の販売・購入・管理はすべてキャッシュレスで行われます。
本には専用のバーコードがつけられ、棚主はオンライン上の"マイページ"から売上状況や在庫の確認ができます。
月末には、決済手数料10%を引いた金額が収益として棚主の銀行口座に振り込まれます。
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「人気の棚になるには、ディスプレイが大事ですね。本の面をしっかり見せること、手に取りやすい位置に置くこと、POPをつけること。あとSNSを見て来店するお客さんがほとんどなので、SNSでの宣伝も欠かせません」(由井さん)

他にもシークレットブックや付箋つき、サインシール入りなどのアレンジも、ファンにはたまらない一冊になるといいます。
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著名な作家とともに「文化をつくる」という誇り
オープンから1年と少しが経った「PASSAGE by ALL REVIEWS」。今後はどんな展望があるのでしょうか。

「無人店舗化を早く実現したいです。キャッシュレスにしたのは管理上大成功でしたので、これを軸に、お客さんがスマホを使って自由に出入り・購入できる書店を目指しています」(由井さん)

一方で、今後も変えずに守り続けたいということも。

「棚主の方が本を搬入するとき、当店のスタッフがお手伝いしますが、やっぱり本の話題で盛り上がります。こうした本好き同志のコミュニケーションや、接客は残していきたいです。
ここでの一番の価値は、本が売れることではありません。神保町という特別な町で、本好き同士が交流できて、日本を代表する作家さんと同じ空間で活字文化を育めるという『誇り』。これに尽きますから」(由井さん)
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なお、「PASSAGE by ALL REVIEWS」は現在満棚とのこと。
入居者募集に備え、まずは自分の棚にどんな本を並べたいかイメージするところからはじめてみてはいかがでしょうか。

Words:Yui Ichihara
Photos:Yasuharu Hoshino

2023/5/8

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PASSAGE by ALL REVIEWS(パサージュ バイ オール レビュース)
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東京都千代田区神田神保町1-15−3 サンサイド神保町ビル1F
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https://passage.allreviews.jp/
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参考コスト
棚主出店(一棚/月額)
5,500円~
入会金
※1か月単位で契約可能
※遠方でも送付料金負担で出店可能
※2023年5月現在、満棚で空きなし
※棚に空きが出次第、
公式サイトにて抽選会開催
13,200円
参考コスト合計金額
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