まだまだ本格的な遠出が難しいご時世ですが、たまには恋人や家族と非日常を味わいたいもの。そんな悶々とした気分を日常の延長線上で解消してくれるのが「COCOSHUKU 赤坂Premium」です。高級感と温かさを兼ね備えたモダンな空間には、キッチンをはじめ生活に必要なものが揃っています。仮に一歩も外に出なかったとしても、ここでは特別な一日が過ごせるのです。

そんな究極の「おこもり」体験を垣間見るべく、筆者は赤坂へと向かいました。

お出迎えはタブレット1台。非接触型のエントランスでスムーズに入室

東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩2分。リーズナブルな店から料亭クラスまでが立ち並ぶ飲食店街の中に、ひっそりと入口が。

チェックインはフロントレス。エントランスにあるタッチパネルに必要情報を入力し、部屋へ向かうエレベーターに乗り込みます。

モノトーンを基調としたスタイリッシュな廊下に着きました。ほど良い暗さとコンパクトな佇まいが、都会の隠れ家のようです。

「COCOSHUKU 赤坂Premium」の客室は全部で3種類あります。宿泊者1〜3人向けの「Lyrical Living」と、宿泊者最大4人まで対応可能な「Peninsula Dining」と「TATAMI & Dining」。それぞれの客室は2〜4階、5階とで客室の色味が異なっているそう。

今回筆者は「Peninsula Dining」と「Lyrical Living」を訪れました。

畳でくつろげる和モダン「Peninsula Dining」

まず訪れたのは「Peninsula Dining」の部屋です。
広々とした畳とペニンシュラキッチンを擁し、非日常的な高級感がありながらも、くつろぎたい欲を受け止めてくれる空間。本当にここはビジネス街・赤坂なのでしょうか...。

キッチンには、オーブンレンジなどの調理器具、各種食器が完備されています。話題の家電ブランドやポルトガルのブランドの食器を体験できるのも胸が高鳴るポイント。
普段はあまり手の込んだ料理をしない筆者ですが、ここでなら初チャレンジの料理も美味しくできそう。そんなキッチン・マジックに煽られました。

部屋のアイコニックな存在のペンダントライトは、トム・ディクソンのデザイン。インド北部に伝わる板金技術が取り入れられています。マットなブラックと煌びやかなゴールドのコントラストにうっとり。こだわり抜いたインテリアたちは自宅のアップデートの参考にもなります。
特に「COCOSHUKU 赤坂Premium」では照明は必ず注目してほしいポイント。部屋ごとに照明のデザインが異なり、それぞれ違った雰囲気を醸しています。予約時からの楽しみの一つです。

ダイニングで思い思いの食事や団欒を楽しんだら眠りの準備を。バスルームには見事なオーバーヘッドシャワーが設置され、自然由来のアメニティと共に贅沢なバスタイムを堪能できます。アメニティは香りの好き嫌いを考慮し、左の3セットと右のオールインワンが常備されています。

体が温まったらベッドに身を委ね、しばし読書や会話タイムにするのも一興です。ベッドの手前に敷布団を敷けば3〜4名で利用することもでき、これまた修学旅行を思い出すようなエモーショナルさ...。夜ふかし注意です。

次は「Lyrical Living」を覗いてみましょう。

自宅のような安心感。北欧テイストも味わえる「Lyrical Living」

お部屋に入った瞬間、パッと光と温かみを感じます。宿泊者1〜3人向けの比較的コンパクトな部屋ということもあり、自宅のような安心感に包まれます。

アクセントになっている「レモン」のアートは5階の「Lyrical Living」でしか見られないオリジナル作品。そんなアートのイエローにはじまり、ソファのネイビー、ナチュラルウッドなど、北欧での暮らしを連想させる空間に幸福感が高まってきます。中央のテーブルに向き合って座れば、心もオープンになって、会話も弾みそう。

ミニマルなペンダントライトも、この空間ならではのこだわりのデザイン。この下で夜はワインを嗜み、朝には目覚めのコーヒーを...どちらの時間にもぴったりです。

壁の箱棚には、ボードゲームやコーヒーメーカーが。つい夢中になって、新たな趣味に目覚めてしまうかも。それもまた「COCOSHUKU」が提供する価値なのかもしれません。

ホテル内のレストランからは、贅沢なルームサービスも可能

同ホテルの1階には、地中海料理とお酒を一緒に楽しめるバル「THE BARRAGAN」が。そして地下1階には職人の技が光る創作和食を堪能できるレストラン「SHARI 赤坂」があります。レストランで雰囲気を味わいながらの食事はもちろん、できたての料理を部屋まで運んでもらえる贅沢なルームサービスも受けられます。部屋で美味しいものをゆったりと食べて、そのまま眠りにつける...そんな選択肢もあなた次第。

無限の価値が生まれる部屋で、至上のおこもりを

「COCOSHUKU」のコンセプトは「つどう・こもる・くらす　自由で気ままなプライベートホテル」。泊まる側の想像力が試されるからこそ、無限の価値と思い出が生み出せる空間だと感じました。
「旅先のホテルではここまでしかできない」というリミッターを外して、自由気ままな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Words: Yui Ichihara
Photos: Makoto Ozaki
2022/4/18

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