自然資本・生物多様性への対応
当行グループのビジネスと自然資本との関係性を把握するため、2023年度より、LEAPアプローチ※1に沿って各セクターの自然資本への依存と影響の分析を行っています。2024年度は、ENCORE※2データ更新に伴い、「依存に関するヒートマップ」「影響に関するヒートマップ」のアップデートを実施しました。
分析の結果、「公益事業」「素材」「食品・飲料」について、水に関連する主な生態系サービスへの依存度と影響度が高いことを認識しています。また、上記セクターのバリューチェーン上の事業活動における水に関するリスクや対応策についても調査・分析を行っています。
今後はお客さまの開示情報も活用のうえ、自然関連のリスクと機会についての分析を深め、それを踏まえた具体的な対応策の検討を進めていきます。
- 自然関連のリスクと機会を体系的に評価するためのプロセス。発見(Locate)、診断(Evaluate)、評価(Assess)、準備(Prepare)の4フェーズから構成される
- 自然への依存や影響を評価するツール
依存に関するヒートマップ


影響に関するヒートマップ

