トップメッセージ
平素よりあおぞら銀行グループに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2025年度は、中期経営計画「AOZORA2027」の初年度として、投資銀行ビジネス、大和証券グループとの提携、GMOあおぞらネット銀行という3つの成長ドライバーが貢献し、期初の業績予想を上回る順調な滑り出しとなりました。
足もとでは、円金利の正常化や、日本経済のデフレ型から成長型への移行を背景に、M&A、株式非公開化、自己株式取得など企業の戦略的な動きが活発化し、新たな資金需要が生まれています。こうした環境変化を追い風に、事業性評価に基づく融資やストラクチャード・ファイナンスなど、当行が強みを有する投資銀行ビジネスは着実に成長しています。
また、大和証券グループからの法人のお客さま・案件の紹介が増加するとともに、個人のお客さま向けのファンドラップ販売も拡大し、提携によるシナジー効果が発揮されています。
GMOあおぞらネット銀行においても、法人のお客さまの口座数や預金残高の順調な拡大により、2025年度には初の黒字を達成し、一層の成長・進化を期待しています。
引き続き3つの成長ドライバーを一層強化するとともに、中長期的な安定成長を図るため、継続的な金利収益が期待できるコーポレートローン、個人のお客さまの資金運用ニーズの高まりに対応する資産管理型(AUM)ビジネス、GMOあおぞらネット銀行の手数料ビジネスといった持続性の高いビジネスへの取り組みを加速してまいります。収益基盤の質と安定性を高めることで、環境変化に左右されにくい銀行グループへの進化を目指します。
2001年にあおぞら銀行として再スタートしてから25年という節目の今年、「世間が困難と思っている新分野を開拓する」という創業からのDNAと、これからのあり方をあらためて見つめ直し、新たなブランドコンセプトを掲げました。
「可能性をつくる あおぞら銀行」
お客さま、従業員、そして社会の「可能性をつくる」。
この言葉は、当行の経営理念である「新たな金融の付加価値を創造し、社会の発展に貢献する」の実践を通じて創りだしていく未来を、将来のありたい姿として示しています。
あおぞら銀行グループは、中期経営計画「AOZORA2027」を着実に達成するとともに、透明性の高い事業ポートフォリオと規律あるリスクテイクを徹底し、長期的な企業価値と資本効率の向上を追求してまいります。
これからも、ステークホルダーの皆さまのご期待にお応えすべく、グループ一丸となって持続的な成長の実現に向けて全力で取り組んでまいります。今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年7月
代表取締役社長
チーフ・エグゼクティブ・オフィサー(CEO)
大見 秀人