トップメッセージ

トップメッセージについての画像

ステークホルダーの皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。また、世界的な感染症拡大の影響を受けておられる皆さま方に、心からお見舞いを申し上げます。
当行は、本年1月、あおぞら銀行として再スタートして20年を迎えました。
この間、皆さまから多くのご支援をいただきましたことにあらためて御礼申し上げます。
当行の経営理念「あおぞらミッション」である「新たな金融の付加価値を創造し社会の発展に貢献する」ために、これからも一歩ずつ歩んでまいります。
今後とも、皆さまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年度の振り返りについて

当行は、2020年5月に、2020年度から2022年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画「AOZORA 2022」を公表しました。「AOZORA 2022」は、当行グループが他にはない“新たなパートナーバンク”となるための実行プランです。
1年目となる2020年度は、現代社会がこれまでに経験したことのない困難な1年となりました。第1四半期を中心に、取引先の資金繰り支援に注力しました。第2四半期以降は、個人や法人のお客さまに関連したビジネスが好調に推移いたしました。
個人のお客さまに対しましては、有人店舗とネットチャネルであるBANK支店のサービスを融合し、いつでも、どこでも、当行の金融サービスやコンサルティングが受けられる体制の構築を進めております。有人店舗では、資産運用、財産承継、事業承継等の、総合コンサルティングを積極的に推進している他、BANK支店では、各種アプリの拡充やインターネット専用商品を導入するなど、ネットチャネルの利便性向上に取り組んでいます。
法人のお客さまに対しましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたお取引先のニーズにきめ細かく対応していくとともに、事業再編・再構築等の戦略的な取り組みを始めるお客さまに対して、当行グループが高い専門性を有するバイアウトファイナンスやM&Aアドバイザリー等のソリューションを提供しています。
地域金融機関のお客さまに対しましては、2020年11月に設置した「地域金融パートナーバンク・タスクフォース」の活動を通じて、「有価証券等運用/リスク管理サポート」「リテールビジネスサポート」「事業再編/再生支援ビジネス」を中心にさまざまな経営課題解決のために積極的に取り組んでいます。

2021年度の重点施策について

現在は歴史的な産業構造の転換期にあり、この動きは今後もますます加速していくことが予想されます。
このような状況下、当行グループは、新たに生まれるビジネスを育成するとともに、変わろうとする従来型事業の再構築や事業再生をご支援するために積極的にリスクテイクすることで社会に貢献する、あおぞら型の投資銀行ビジネスを推進してまいります。
お客さまの事業を深く理解し金融面で支援するパートナーとして、当行グループが強みを持つデットからエクイティに至る投融資機会に対して長期的に関与してまいります。
2021年4月、すべての法人ビジネスグループを横断する「投資銀行グループ」を設置しました。各ビジネスグループが有するリソースを最適配分し、コ・ワークを推進することで、高い専門性と優れた機動力と柔軟性を武器に、豊富なアイディアから生み出される高品質なサービスを提供してまいります。
また、「地域金融パートナーバンク・タスクフォース」の本格的展開や、GMOあおぞらネット銀行を軸としたベンチャーエコシステムの構築、昨年出資を行ったベトナムの商業銀行であるOCB銀行と連携した新ビジネスの創造、グループ機能を活用したリテールビジネスの領域拡大等にも、積極的に取り組んでまいります。

当行グループは、社会のサステナブルな発展に貢献するため、SDGsを経営の優先課題と位置付けています。特に「環境保護」「イノベーション促進」「人生の充実」を重点項目(マテリアリティ)として業務運営に取り組んでいます。
全世界的な気候変動課題への取り組みが急速に拡大する中、「あおぞら」らしいSDGsを推進するとともに、社会、お客さま、株主、従業員などすべてのステークホルダーとの適切なコミュニケーションを深め、金融ビジネスにおける社会的価値創造に取り組み、社会のサステナブルな発展に積極的に貢献してまいります。

2021年7月
代表取締役社長 兼 チーフ・エクゼクティブ・オフィサー(CEO)
谷川 啓