2024年5月17日
「ペットにかかる費用」#8
感染症が流行って在宅勤務が増えたことで、孤独感やストレスの緩和のためにペットを新たに家族に迎える人が増えたと言われております。
ペットと一緒に暮らすことで、新しい喜びや幸せを感じる方も多いでしょう。
一方で、事前に情報を収集せずにペット購入したことで少なからずペットとの付き合い方に悩んでしまう方もいらっしゃるようです。
そこで今回は、ペットとの向き合い方をお金の面からアプローチしてみたいと思います。
実際に、どのような動物がペットとして飼われているのでしょうか。
ほとんどの調査結果から、犬が最も多いことは皆さんもご存じかもしれません。
そこで、今回は具体例として犬を飼うための費用にスポットを当てていきたいと思います。
(猫派の方、ごめんなさい。反響多ければ別の回で猫について取り上げようと思います)
まずは、犬を買う費用ですが、どれくらいかかるかご存じでしょうか。
インターネットで調べてみると大手ペットショップの人気犬種の価格は、おおよそ以下の水準で記載されています。
トイプードル・・・10~150万円
チワワ・・・10~70万円
柴犬・・・10~80万円
ミニチュアダックスフンド・・・10~50万円
かなり高額な犬もいて、正直とても驚きました。
ペットショップでの犬の値段は、犬種、性別、血統、月齢、容姿等により、かなりの違いが見られ、同じ犬種でも生後2ヵ月くらいまでの仔犬は価格も高い傾向にあります。
さらに容姿や毛並みが良く顔だちが整った犬は高額となっています。
性別に関しては多くの犬種でオスよりもメスの方が人気があり高くなる傾向がありました。その他、血統証明書の有無で大きく値段に差が出るようです。
次に、愛犬との生活を始める際の初期費用(予防接種や生活グッズ代等)を調べてみました。
おおよそ合計で5万円~6万円がひとつの目安のようです。
狂犬病の予防接種 |
4千円前後 | 毎年接種が義務付けられている |
混合ワクチン |
4千円~1万円/回 | 5種混合が一般的。任意接種 |
生活グッズ |
3万円~4万円前後 | 首輪、トイレ、食器、シーツなど |
最後に、愛犬との生活費用になります。
一般社団法人ペットフード協会によると(令和4年の全国犬猫飼育実態調査)、1ヵ月あたりの愛犬にかかる支出額の平均は13,904円、生涯必要となる費用は2,517,524円でした。(平均寿命を14.76歳として算出)
以上のことなどから、愛犬に関わる費用合計が数百万円を超えることが分かりました。
このように実際に必要な費用を見える化してみて皆さんはどのように感じるでしょうか。
家計にとっても数百万円を超える支出になってくると立派なライフイベントではないでしょうか。
愛犬と十数年一緒に暮らすということをしっかりと認識(お金の面も)したうえで、素晴らしい愛犬との生活を楽しんでいただければと思います。
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