2025年5月23日
「FP(ファイナンシャル・プランナー)の選び方」 #60
ファイナンシャル・プランナー(FP)とは、ライフプランや家計などに関するお金の専門家です。
人生には、就学や就職、結婚や出産、子育てに教育、退職やその後のセカンドライフなど、節目節目に大きなライフイベント(出来事)があります。
ライフイベントには大きな出費がともない、特にこどもの教育資金、住宅購入資金、老後生活資金は3大支出(3大費用)とも呼ばれます。
ライフプランは、将来のライフイベントに向けて準備を行うための「人生の計画書」のようなものです。
これからの人生でいつどんなライフイベントが起こるのか、いくら資金が必要になるのか、今のうちにどのように貯蓄しておけばいいのかなど
ライフプランの立て方を相談できるのがファイナンシャル・プランナーです。
ファイナンシャルプランナーに相談できる専門分野は主に以下の6つです。
・家計全般(資金計画・ライフプランニング)
・リスク管理(生命保険など)
・金融資産運用(貯蓄・投資)
・税金(タックスプランニング)
・不動産(住宅売買・住宅ローンなど)
・相続・事業承継
ファイナンシャル・プランナーの資格は、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士と、民間資格であるAFP資格、CFP資格があります。
注意点として、「ファイナンシャル・プランナー」(FP)という名称は、法律上の制限がないため資格を持っていなくても
「ファイナンシャル・プランナー」(FP)と名乗れてしまうということです。
ファイナンシャル・プランナーに相談したい場合は、まず相談する相手の保有資格をしっかりと確認しましょう。
また、ファイナンシャル・プランナーは、大きく2種類に分類されます。
求めるサービス内容によって、最適なファイナンシャルプランナーが異なるため、事前にしっかりと確認しましょう。
・企業系ファイナンシャル・プランナー
銀行や証券会社、生命保険会社などに勤務するプランナーで、自社の金融商品・不動産の販売や、
サービス提供を目的としており、原則無料で相談を受けることができます。
自社商品やサービスを販売して利益を得るため、中立的な立場による提案が受けられない場合があります。
・独立系ファイナンシャル・プランナー(IFA:Independent Financial Advisor)
独立したFP事務所を経営し、お客さまへの相談サービスや提携金融機関(銀行や証券会社)の商品を紹介することで
利益(仲介料)を得るため、中立的な立場による提案が受けられない場合があります。
基本的にファイナンシャル・プランナーは、お金に関する専門知識を広く身に着けていますので、
お金の相談すること自体に問題はありませんが、しっかりと上記のことを認識したうえで相談することが肝要です。
お金に関するお悩みは、われわれBANK The Partner自慢のプランナーにお任せください!
資格を有した現役銀行員が、あなたのために「中立的」なアドバイスを行うことをお約束いたします。
<掲載内容に関するご留意事項>
本記事の掲載内容は、BANK The Academyの最新情報、お客さまの生活やライフイベントに役に立つ情報提供、あるいは資産運用の方法等に関する情報提供を目的として、あおぞら銀行が作成したものであり、当行の商品・サービスの勧誘が目的ではなく、また、個社・個別の商品・サービスを推奨・保証するものや、取引の媒介・代理等を行うものではありません。
また、掲載内容に含まれる意見・見解等は、作成時点におけるあおぞら銀行または原稿作成者のものであり、将来の市場動向や運用成果について何らの示唆・保証を行うものではなく、また将来予告なく変更されることもあります。情報の正確性、完全性、信頼性、適切性等に加え、配信時点で当該商品・サービスが存在すること、お客さまの購入・利用の可能性、価格および掲載企業(人)の内容に関し、あおぞら銀行は一切保証するものでありません。
掲載情報に基づき行ったお客さまの行為および結果等について、あおぞら銀行は一切の責任を負いません。