2025年1月10日
「老化を防ぐために」 #41
「いつまでも健康に過ごすためにどうしたらいいのか」何を心がければいいのか。
年末年始、久しぶりに家族や親類と過ごす中で、ふとそのように思いました。
「漠然と不安を描くより今すぐ実行したい」という思いが高まり、シュッとした中高年を目指すために、いくつか手軽に始められそうなことを独断と偏見でまとめてみました。
一つでもみなさんの参考になれば幸いです。
(筆者は40代後半、中高年の一員です)
まずは、朝起きてからの「歯磨き」について。
朝の歯磨きは「朝食後ではなく、起床後すぐに」が鉄則です。
食べ物とともに歯周病菌を飲み込むと、体内のゴミを増加させ糖尿病やうつのリスクが高まるといいます。
大げさでなく、朝食前の歯磨きを習慣化することは健康への第一歩といえるでしょう。
次に、意識したいのは「1日8,000歩」
過食や過度なアルコール摂取を控え体内のゴミを増やさないために、体を動かして血流を上げることで体内に滞ったゴミを処理する(リンパ節へ押し流す)ことが非常に有効だといいます。
1日8,000歩のウォーキングであれば、電車通勤している方であれば行きと帰りにひと駅分歩く、家から駅までの道のりで十数分ずつ歩くなどで達成できます。
例え8,000歩が無理であったとしても、まずは歩く習慣を身に付けて血流が上がる時間を積極的に増やすよう意識しましょう。
それから、「普段の食」について。
体は食べたものからできています。
投資の神様 ウォーレン・バフェット氏の言葉にこのようなものがあります。
バフェット氏は、自分の体を「一生乗り換えられない車」であると表現し、以下のように諭しています。
「あなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないとしよう。当然あなたはその車を大切に扱うだろう」
確かに、一生のうちに一台だけの車と考えたら決して無理な運転をしないと思います。
傷ひとつにしても甘く見ず修理をするし、一生エンジンが保つようにマメにメンテナンスすると思います。
では、具体的にどうしますか?
化学物質の摂取や利用をできるだけ減らしていく必要があります。
身の周りにあるものを挙げればキリがないですが、合成保存料、合成着色料、合成洗剤、合成肥育ホルモン剤などは極力摂取しないようにしましょう。
例えば、アメリカでは残留農薬についてリストが発表されています。
これはアメリカの環境保護団体が毎年発表するもので、残留農薬が多かった野菜や果物12品目を「Dirty Dozen」と位置づけたものです。
(残留農薬が多い順)
いちご、ほうれん草、ケール、ぶどう、もも、なし、りんご、ピーマン(唐辛子)、さくらんぼ、ブルーベリー、インゲン豆
日本は残留農薬に関する情報が厚生労働省によって提供されています。
農薬により収穫量が大きく増え価格が抑えられている品目もあり、お財布との相談でもありますが、こうした情報などを意識してできるだけ体へ害が少ないものも摂取するようにしましょう。
厚生労働省(残留農薬)はこちら
人間の最も大切な資産は、心と体の健康です。
いくらお金があったとしても、それまで積み重ねてきた不摂生をリセットすることはできません。
今一度、自身の健康について考えるきっかけにしていただきたいと思います。
できることを一つでも見つけ、実践していきましょう。
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