2024年10月25日
「コーヒーの健康効果」 #31
みなさんは、コーヒーを飲みますか?
わたしは気づけば、平日も休日も欠かさずコーヒーをガブ飲みしています。
これまで、なんとなく身体に良いと思い込んで飲み続けてきたコーヒーですが、この辺で一度本当に身体に良いのかその効果などを探ってみたいと思います。
コーヒーの起源については諸説あるそうで、西暦900年頃にアラビア人医師のラーゼスが患者にコーヒーを飲ませ、「消化、利尿効果あり」との臨床記録が残っています。
日本には江戸時代後期に、長崎の出島に駐在していたオランダ人より伝来したといわれています。
コーヒーには、代表的な成分であるカフェインが、煎茶や紅茶、ウーロン茶など日常的に飲む他の飲料と比べて、非常に多く含まれています。
一般的によく知られているカフェインの効果としては、覚せい作用があります。
このカフェインの覚せい作用により、頭をすっきりさせて集中力を高める効果が期待できます。
またこの他にも、利尿効果があり体内の老廃物の排出を促進させる作用もありますし、自律神経の働きを高めたり、運動能力を向上させたりする効果もあるといわれています。
実はコーヒーには、カフェインよりも多く含まれる成分があることを、みなさんは知っていますか!?
コーヒーには、カフェイン以上に、ポリフェノールがたくさん含まれています。
近年の研究で、ポリフェノールを豊富に含む赤ワインを多く摂取するフランス人が、油の多い食事が多いにもかかわらず、心疾患での死亡率が低いことが判明しました。
赤ワインに含まれるポリフェノールはもとより、コーヒーにも赤ワインに匹敵する量のポリフェノールが含まれていることが注目されるようになりました。
ポリフェノールは、植物が持つ色素や苦味の成分で、活性酸素などから体を守る抗酸化作用の強い成分として知られており、活性酸素が原因で引き起こされるガンや、動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果があるといわれています。
さらに、ポリフェノールの紫外線による肌のダメージを防ぐ効果も注目されており、コーヒーを1日2杯以上飲む女性は、紫外線による顔のシミが少ないという実験結果も報告されています。
2015年5月に、国立がん研究センター予防研究グループは、習慣的にコーヒーを飲む人は、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという研究結果を出しました。
炎症を予防する効果のあるカフェインと、酸化を防ぐ効果のあるポリフェノールの相乗効果によると考えられています。
コーヒーには、おいしい以外にも多くの効果が期待できます。
コーヒーの香りをかいでリラックスして、ストレスを解消することは健康のためにも大切なことです。
飲みすぎは良くないですが、時間のあるときはインスタントではなく、ぜひ豆から挽いて「挽き立て」をいただきたいものですね。
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