2024年3月29日

「無力な定期預金」#2

銀行の定期預金金利が0.2%を超えてきました。
これは、私たちにとって朗報なのでしょうか。
今回はその真意を一緒に考えていきたいと思います。
定期預金の金利は、一定期間引き出せない条件と引き換えに普通預金と比較して高金利であることが多い商品です。
はたして、そこまでして手に入れたい利息なのでしょうか。
近い将来の世界で引き続き0.2%の金利に魅力があるのでしょうか。
ちなみに、定期預金を期日前に解約すると中途解約利率(普通預金金利程度)が適用され、当初約束された定期金利よりも格段に低くなります。
また、別の側面では世の中の金利が上昇すると一般的に企業などは資金融通しづらくなってきます。
みなさんがお金を預ける際には、資金用途や目的に応じて預け先を考慮して選択するべきですが、がんばって貯めているつもりが実はお金の価値が減っていたということは避けたいものです。
これはどういうことなのでしょう。

いわゆる「インフレ」というやつです。
日本は長らくデフレ下にあり、物価が下がり続ける状態が続いてきました。(100円ショップで良いものがたくさん買える時代)その間は、預金で持っていることがある意味正解でしたが、今後はそうもいかないようです。
目の前の物価は年間2%を超えるスピードで上昇しており、現在100万円で買えるものが来年には102万円、再来年には104万円・・と物価が上昇していく見通しです。
100万円を1年間0.2%の金利預けると、利息が2千円(税引前)もらえます。
その間、モノやサービスの価格はそれ以上に上昇しているわけです。
がんばって貯蓄した結果、欲しいものが買えなかったりするわけです。
そんなことは言われなくても分かっているという賢明なあなた、それではその対策は十分なされているのでしょうか。
知っているではなく、できるようになる、のがBANK The Academyです。
ぜひ会場で直接お会いできることを楽しみにしています。

皆さまのより良い生活の役に立てますよう、全力でサポートさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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