「長期投資家への第一歩」 「長期投資家への第一歩」

2024年7月19日

「長期投資家への第一歩」 #17

みなさんが長期投資家への第一歩を踏み出すキッカケになるようにという想いで書いてみます。

どのような金融商品であれ、自分が買おうと思った絶好のタイミングで買えることはほとんどありません。

長期投資については、買ったら持ち続けるだけ、Buy and Holdが鉄則です。
世の中で一番資産を増やしている人の口座は、「亡くなった人」であるということは良く知られています。
ただ持ち続けているだけなら簡単?何も難しいことはない?と思われがちですが、実際には様々な困難があります。

例えば、長期投資を前提に購入したものが、翌日からすぐに2倍、3倍・・と値上がりした場合、どれだけの人が売却せずに持ち続けられるでしょうか。
誰もが目先の利益を優先にしてしまいがちです。
長期のつもりで始めた運用が、結果的に短期で売却するという「投機」になってしまうわけです。

長期投資で成功するための一つの方法として、相場全体の暴落を味方につけ、商品の価格があるべき本源的価値より下がったタイミングを狙って買うという方法があります。
「何もせずに待つ」ということではなく「買うものを予め決めておいて待つ」ということです。
年に数回ある価格の暴落時を「バーゲンセール」として捉え、むしろ暴落を喜んでたくさん買います。
暴落時にどれだけ買えるかが、相場全体が平常に戻ってきた時の投資パフォーマンスを大きく左右します。

「素晴らしい商品を見つけて、それを良いタイミングで買い、持ち続けること」
この原則を忠実に実行すれば、長期投資家として大きく道は開かれます。

日ごろからアンテナを張り、素晴らしい商品が見つかったら、それを「購入検討リスト」に入れておきます。
そして、来たる時に満を持して購入するのです。
相場全体が下がる時には、良いものまでも狼狽売りされてしまいます。
「暴落は必ず来る」ということを想定して、購入の準備をしておくわけです。

投資資金には限りがありますので、多くの商品を購入できるわけではありません。
だからこそ、自信がある商品だけをタイミングを選んで購入するのです。

もちろん、自分のリスク許容度や投資意向に合う商品がすぐに見つかるわけではありません。
日ごろのニュースなどから情報を選別し、自分が希望する商品であるのかを総合的に判断する必要があります。

投資手法は、十人十色です。
目指す成果も様々ですが、最終的に自分で納得したやり方で投資を行うことが求められます。
投資や運用については、何よりも実践することが一番の近道です。
ほんの少しでも興味を持って「学んでみたい!」と思った方は、ぜひこの機会にBANK The Academyにお申し込みください。

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