SASBインデックス

当行グループでは、ステークホルダーの皆さまへの情報提供ならびにエンゲージメントの向上のため、非財務情報の開示拡充に努めております。
2021年度より、旧・米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)が提供する「SASBスタンダード」に基づく情報開示を行っております。SASBスタンダードは、業種毎に企業の財務パフォーマンスに影響を与える可能性が高いサステナビリティ課題を特定しています。下表は、業種別スタンダード「商業銀行(Commercial Banks/CB)」の開示基準を参照し、該当する項目が記載されている「統合報告書2023」各ページへのリンクを掲載しております。開示項目においては、当行グループが「価値創造を支える基盤」(統合報告書2023 P86以降に掲載)として位置付けている項目との重なりが多く、本フレームワークに準拠した開示の継続・改善が、企業価値の向上に資するものであると考えております。投資家をはじめとするステークホルダーとのコミュニケーションを通じ、開示の拡充と企業価値の向上に努めてまいります。
なお、SASBスタンダードは、主に米国の法令・制度等を前提に開示項目が設定されていることから、一部の項目については、日本国内に置き換えた場合に該当する代替項目を選定し、開示を行っております。

  • SASBスタンダードを運営する「米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)」は、2021年6月に国際統合報告フレームワークを運営する「国際統合報告評議会(IIRC)」と合併し、「価値報告財団(VRF:Value Reporting Foundation)」が設立されました。VRFは、2022年8月にESG情報の国際的な開示基準を作成する「IFRS財団」へ統合され、現在はIFRS財団傘下の「国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)」によりSASBスタンダードが運営されています。

トピック

コード

開示項目

実績

データ
セキュリティ

FN-CB-230a.2

データセキュリティリスクを特定し、対処するための方法に関する説明

当行グループは、顧客情報や機密情報を適切に管理し、情報システムを安定的に運用することが重要な経営課題であると考えております。情報資産の適切な保護、情報システムの安定運用のための体制を整備し、必要な対策を継続的に実施しております。
具体的な取り組みは以下のページをご参照下さい。

金融包摂と
能力開発

FN-CB-240a.1

中小企業の振興、地域コミュニティの発展を目的としたプログラムの対象となる融資の件数および残高

SASBにおける「中小企業の振興、地域コミュニティの発展を目的としたプログラムの対象となる融資の件数および残高」は、米国の法令・制度等を前提としており、国内の法令・制度等を踏まえ、これに代わる情報を開示いたします。

FN-CB-240a.4

銀行口座を全く持たない層、銀行口座はあるがノンバンクを利用している層、十分な金融サービスを受けられない層を対象とした金融リテラシー向上の取り組みへの参加者の数

SASBにおける「銀行口座を全く持たない層、銀行口座はあるがノンバンクを利用している層、十分な金融サービスを受けられない層」は、米国の法令・制度等を前提としており、国内の法令・制度等を踏まえ、これに代わる情報を開示いたします。
当行グループでは次世代を担う学生の金融リテラシー向上を支援するための取り組みとして、上智大学の学生に向けた学習機会の提供を行っております。

  • 上智大学経済学部との連携講座「バンキング基礎演習」の開講:2022年度は延べ328名の学生が受講( 統合報告書2023 P110

与信分析への
ESG要素の
組み込み

FN-CB-410a.1

業種別の与信エクスポージャー

業種別エクスポージャーの詳細は、以下のページをご参照下さい。

FN-CB 410a.2

与信分析におけるESG要素の組み込みに関する説明

当行グループでは、「環境・社会に配慮した投融資方針」に基づき、環境・社会課題の観点からの検証を踏まえた取引可否の判断を行っております。詳細は以下のページをご参照下さい。

企業倫理

FN-CB-510a.2

内部告発に係る方針、手順に関する説明

当行グループでは、役職員が法令等に違反する行為等を発見した場合に、行内および社外の専用窓口に直接通報することができる内部通報制度を整備しております。詳細は以下のページをご参照下さい。

システミック
リスクの管理

FN-CB-550a.2

義務・任意のストレステストの結果を自己資本計画、長期的な企業戦略、その他の事業活動へ反映させるための方法に関する説明

当行グループの経営にとって、健全性を確保しつつグループ全体の資本効率を高めることは最重要課題の一つであり、適切な自己資本管理体制の構築を重視しております。詳細は以下のページをご参照下さい。

コード

活動指標

実績

FN-CB-000.A

セグメント別の当座預金および普通預金の(1)口座数と(2)当座預価額:(a)個人および(b)中小企業

預金者別残高(銀行単体)

  • 法人:6,761億円
  • 個人:3兆4,802億円
  • 公金:653億円
  • 金融機関:8,596億円

FN-CB-000.B

セグメント別の融資の(1)件数および(2)価額:(a)個人向け、(b)中小企業向け、(c)法人向け

貸出金残高(銀行単体)

  • 貸出金残高(合計):3兆7,100億円
  • 中小企業等貸出金残高:2兆7,919億円
  • 消費者ローン残高:142億円