あおぞら上智シニア消費指数
「あおぞら上智シニア消費指数(以下、「シニアの消費指数」)」とは、あおぞら銀行と上智大学が共同で開発した、シニア層の消費動向・意欲を指数化したものです。
最新の指数値と推移
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最新指数
36.0
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前月差
2.7↑
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前年同月差
1.0↑
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「あおぞら上智シニア消費指数」の見方と留意点
シニアの消費動向・意欲が強くも弱くもない基準値が50となるように算出し、基準値に対して数値の上下によって、消費動向・意欲の強弱を表しています。より精度を高めるため、調査サンプルと人口構成との間に生じる誤差を、国勢調査データを用いた事後層化にて処理しています。一方、当面発表する指数は、季節調整前の原系列であり、今後、季節調整、異常値の処理、既存消費動向調査との相関度の検証などを経て、遡及改定の可能性がある速報値として発表しています。原系列とは、算出された指数について季節調整等を行っていないデータのことです。
指数の開発について
シニアの消費指数は、2016年7月にあおぞら銀行と上智大学が共同研究を合意し、開発したものです。2016年8月以降、指数開発に向け、インタビュー調査やインターネット調査を多数実施してまいりました。調査実施時点における、近い将来の支出意向や増額意向などを調べることで、数ヶ月先を見据えた先行指標として、シニアをターゲットとするビジネスに携わる業界(旅行、流通小売、健康サービス、食品・家電メーカー等)にとって、基礎資料としての利用が期待できるものと考えています。
開発プロセス
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- PROCESS 1
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2016年8月~10月
日本のシニア世代の生活・価値観をデプスインタビュー調査。
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- PROCESS 2
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2016年11月~12月
インタビュー調査から、75問の意識調査設問を開発。
インターネット調査による予備調査(アンケート)実施。
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- PROCESS 3
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2017年1月
予備調査結果の因子分析により、本調査用の意識調査設問22問を決定。
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- PROCESS 4
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2017年2月~
インターネット調査による本調査(アンケート)を毎月実施。
シニアの消費指数の算出方法開発。(10問を指数算出設問として採用)
今後、原則毎月第4金曜日を調査基準日とし、1,000名に対して意識調査を月次で実施し、翌月に発表する予定です。
消費行動に影響を与える要因として選択された設問
- 来月は今月よりお金を使いたい
- 来月は今月より支出が増えそうだ
- 3か月以内に旅行するつもりだ
- レジャーや趣味への出費を増やすつもりだ
- 1か月以内に、友達と外出するつもりだ
- 来月は趣味のための出費を増やしたい
- 耐久消費財(家具や家電など長く使う物)などの買い時としてはいいタイミングだ
- 掃除等の家事代行サービスへの出費を増やすつもりだ
- 1か月以内に新しい服を買うつもりだ
- 来月は外食を増やしたい
本研究担当教員のご紹介
新井 範子
職名 | 経済学部経営学科 教授 |
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専門分野 | 消費者行動分析、マーケティング |
竹内 明香
職名 | 経済学部経済学科 准教授 |
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専門分野 | 統計学、計量経済学、ボラティリティの実証分析 |
久田 満
職名 | 総合人間科学部心理学科 教授 |
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専門分野 | コミュニティ心理学、臨床心理学 |
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