あおぞら銀行グループの「お客さま本位の業務運営に関する基本方針」

2023年11月30日改定

あおぞら銀行グループは、経済的・社会的価値の最大化を図るために注力すべき課題領域に取組み、「新たな金融の付加価値を創造し、社会の発展に貢献する」ことを経営理念に掲げ、あおぞら銀行グループおよび外部パートナーとの連携による高度な金融/非金融サービス・ノウハウをお客さまの特性・ニーズに合わせて適切に提供してまいります。
当行グループならびに当行グループの役職員は、お客さま本位の業務運営を貫き、『お客さまの最善の利益を追求し、専門的なサービスを提供することによりお客さまのお役に立つ』ことの重要性を認識し、誠実かつ公正に業務を遂行することで、社会・経済の持続的な成長・発展に貢献してまいります。

1.お客さま本位の業務運営に関する基本方針の策定と公表について

  • 当行グループにおけるお客さま本位の業務運営をさらに浸透・定着させることが重要であるとの認識の下、日常の業務執行上の重要事項を決定するマネジメントコミッティーにおいて、本基本方針に基づく活動状況に関する報告・議論を行い、その実践に向けた取り組みを強化し、その取り組み状況について、半期ごとに公表してまいります。
  • また、本基本方針についても、より良い業務運営のために、定期的に見直しを図ってまいります。

2.お客さまの最善の利益の追求のために

  • 当行では、お客さまの最善の利益を図るため、全役職員に対して「あおぞら銀行グループ倫理・行動基準に関する年次コンプライアンス確認書」の提出を義務付けるとともに、お客さまの最善の利益を図る「企業文化」が定着するよう努めております。
  • 多くのお客さまにお取引いただくとともに、お客さまからお預りする資産残高が増え、お客さまに満足いただくことが当行の成長につながると考え、あおぞら型プラットフォームビジネスを実践し、お客さまの多様なニーズにお応えいたします。
  • お客さまとの資産運用のご相談時においては、お客さまのニーズを的確に把握し、お客さまの金融知識、投資経験、取引目的、資産状況、リスク許容度、ライフプラン等を十分に理解した上で、分散投資提案を行います。お客さまの中長期的・安定的な資産形成を支援し、お客さまのご意向に反した提案や、お客さまの利益にそぐわない短期間での商品の見直し提案は行いません。主な金融商品の位置付けは以下の通りです。
    <投資信託>
    これから資産形成を始めるお客さまには毎月決まった日に決まった金額で「投信積立」ができる商品、まとまった資金で運用をご希望のお客さまには時間分散の仕組みを入れた商品など、分散投資の中核となる商品として、銘柄分散・時間分散を踏まえたご提案をいたします。また、2024年1月から始まる新しいNISA制度を多くのお客さまにご利用していただけるよう、新NISA制度対応の商品の取扱いを増やしてまいります。
    <複雑な仕組債(株価指数債、EB債等)>
    債券にオプション等を組込んだ複雑な商品であり、取扱いを停止し、現段階において取扱再開は行わない方針としております。
  • お客さまとの資産運用のご相談以外にも、お客さまの大切な資産を次世代に守り・繋ぐために、「遺したい」「備えたい」ニーズのあるお客さまには保険商品のご提案や財産承継、事業承継などお客さまに寄り添った幅広いコンサルティングサービスをご提供いたします。
  • 上記の取り組み等の成果や進捗については不断の検証・評価を行い、その結果の一部を「取組状況」において公表いたします。

3.利益相反の適切な管理体制

  • 取引におけるお客さまとの利益相反の可能性や、商品開発、商品導入にあたっての利益相反の可能性を正確に把握し、利益相反のおそれのある取引についてお客さまの利益を不当に害していないか判断・特定をし、適切に管理して利益相反の防止に努めております。
  • 金融商品・サービスのご提案にあたっては、商品提供会社から支払われる手数料等で商品を選択したり、グループ企業の商品を優先したりすることはせず、常にお客さまの立場に立ってご提案いたします。
  • 当行の利益相反管理体制の概要は、「利益相反管理方針」にて公表しております。

4.お客さまにご負担いただく手数料等について

  • お客さまにご負担いただく手数料等については、お客さまにとって重要な取引判断材料の一つとして考え、透明性の確保と、類似商品・代替商品との比較も含め、わかりやすくご説明いたします。また、当行WEBサイト・BANKアプリ上でも、ご確認いただきやすいよう掲載いたします。
  • 手数料その他の費用の詳細については、商品・サービスのご提案時には重要情報シートや契約締結前交付書面、目論見書等により、お取引後には報告書等によりご確認いただきます。

5.重要な情報のわかりやすい提供に向けて